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Liszt (1811-1886)

SHM-CD Piano Concertos Nos, 1, 2, : Barenboim(P)Boulez / Staatskapelle Berlin

Piano Concertos Nos, 1, 2, : Barenboim(P)Boulez / Staatskapelle Berlin

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  • ★★★★☆ 

    shef  |  栃木県  |  不明  |  11/June/2012

    ダーヴィト・フリードリヒの暗い、重厚な風景画の世界が広がるリストの協奏曲だ。まるでタペストリーのように。これまでアレックス・サロネンのコンビで楽しんでいたリストの世界とはまったく異次元だ。この世界をもたらしたのは、おそらくバレンボイムだろう。彼らしい、ねっとりとしたエロティックな質感。 この妖しげな世界をブーレーズの音楽が少しは中和しているから聴いていられるのか。 私の美意識は否定したがるが、まるで媚薬のように心に纏わりつく。魅せられる、とはこのことだろう。 フリードリヒが描くた暗いそがれの空が脳裏に浮かんでくる。

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  • ★★★★☆ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  07/November/2011

    バレンボイムによるショパンの2つのピアノ協奏曲も興味尽きない面白い演奏だったが、ショパンではツィメルマンを超えられないかなとも思った。その点ではこのリストの方が一段とユニークだ。ピアノ協奏曲第1番はもちろんリストの代表作と言って差し支えない名曲だけど、かなり軽薄なところがあって、ロ短調ソナタのようなピアノ独奏曲とは同列に語れないところがある。ところがバレンボイムは遅いテンポで、しんねりむっつり、ロマンティックな濃い情感をたっぷり込めて、この曲を弾いてみせる。65歳を過ぎても技術的にはまだまだ達者で、ライヴでも大きな破綻はないが、もとより切れ味鋭いテクニックで圧倒するというタイプのピアニストではない。円熟したと人は言うけど、私の見るところではむしろ今や枯れ過ぎ、リスト音楽の「色気」をすっかり脱色してしまったようなブーレーズのクールな指揮が、また何ともミスマッチ。この曲はもう聞き飽きたという人にこそ、勧めたい独特な演奏だ。第2番の方は何の問題もなく、両者とも曲にうまく適合していて、このあまり人気のない曲の良さが改めて感じられる。

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