String Quartets Nos, 31, 32, 33, 34, 35, 36, (Op.20): London Haydn Quartet (2CD)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 23/March/2016
ハイドンとは誰か ようやく描かれた肖像ではない呼吸し会話する彼に遭えた 古楽器とその奏法の復元に多くの才能が費やされて尚い 長年甦った演奏の新鮮な音色とエスプリの発見に心躍らせ堪能させてもらった だがその新機軸にー仮令聴衆の関心を呼び覚ますためとはいえー言い訳めいた妥協がそれとなく紛れ込んでいたことを知った 現代人の耳を退屈させまいと刺激という蛇足をつけた演奏の何と多いこと LHQはピリオド楽器を持ちハイドンが残した楽譜に向かいピリオド奏法で演奏しただけだ これが誰かのお気に召すも召さないも与り知らない しかしこれがハイドンの頭の中で鳴り250年前の聴衆が聴いた音楽だ 全ての意味が違う フォルテもピアノも スタッカートもマルカートもレガートもアーティキュレーションのバランスとニュアンスが決定的に異なる 緩く張ったガット弦を力の伝わりづらい弓で弾けば自ずと生まれる結果だ 出会ったハイドンの世界は完全に独自で複雑な様相を垣間見せながらどんどん遠ざかっていく銀河のようだ 神秘の時空が広がっている この意味を知るために長い航海と探検する勇気が要る ハイドンは拒絶しない むしろ微笑み己の世界を開陳して向かい入れてくれる その美と意味を知ろうとする者には本然の姿を語るだろう 真に音楽を愛する友に衷心より推薦する5 people agree with this review
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