Symphony No, 5, : Tennstedt / London Philharmonic (1988)
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 19/September/2011
指揮者には指揮姿と出てくる音楽が完全に一致している人と、そうでもない人がいる。テンシュテットはバーンスタインのような前者の極致ではないとしても、その逆のフルトメンクラウ風の茫洋とした指揮でもない。彼の音楽の特徴である細かな作り込みの大半は綿密なリハーサルの成果だろうけど、前かがみの姿勢で一心不乱に振るおなじみの指揮姿ながら、勘所ではちゃんと的確なキューが出せることは、この映像でも明らかだ。アダージェットの最初など、柔らかい表情が欲しいところは指揮棒なしで振っているのも見もの。さて、その映像は1988年収録なので、それなりの画質・音質であることは覚悟する必要がある。音だけなら既にEMIから出ているCDの方が上。絵も物理的な鮮明さでは同じ年の日本公演ライヴに劣るけれど、ごく真っ当な演奏会映像ながら、カメラワークが的確なのは救い。それに何よりもマーラー5番が見られる有難さは、何にも代えがたい。演奏自体は、既にCDとしても定評あるものなので、多く語る必要もあるまい。私はこの曲ではシノーポリ、ガッティなど、より鋭角的な指揮を好むけど、これも文句を言ったら罰が当たるような堂々たる演奏。音楽の呼吸が深く、大きく、しかも5番の特徴である線的対位法のからみが見事に表現されている。3 people agree with this review
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