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CD Shostakovich Symphony No, 10, Tchaikovsky, Rimsky-Korsakov : Svetlanov / USSR State Symphony Orchestra (1968)

Shostakovich Symphony No, 10, Tchaikovsky, Rimsky-Korsakov : Svetlanov / USSR State Symphony Orchestra (1968)

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  • ★★★☆☆ 

    MISPRISIONER  |  東京都  |  不明  |  24/November/2011

    交響曲は、スヴェトラーノフとソヴィエト国立響による、同曲セッション録音の2年後の演奏。ちなみに、スヴェトラーノフの同曲録音は、セッション録音の2か月前のライヴも商品化されたことがあり、同盤で3種目のディスクとなる。スヴェトラーノフは、決して「ショスタコ指揮者」といえる存在ではないが(ショスタコーヴィチはスヴェトラーノフの演奏をあまり高く評価していなかった)、気に入った曲は何度も繰り返し演奏していたようで、10番もそういった作品に数えられるだろう。従って、今後、知られざるライヴ録音が商品化されることもあるだろうが、本盤の演奏は、皆が絶賛しているような、スヴェトラーノフの同曲演奏としては決してクオリティの高いものではない。私は、セッション録音前に行われたライヴ録音が、同曲トップクラスの名演だと思っているが、壮絶さでいうなら、本盤のライヴの翌年に行われたカラヤンのモスクワ公演の方が数段勝っている。演奏冒頭のソヴィエト軍のチェコ侵攻に対する抗議も、「とりあえず、やっとく?」程度のもののようで、他の観客の叱責によりすぐに静かになってしまうし(チェコ侵攻も直後で、その悲惨さはまだ伝えられていないので、まだ本気ではない。英国の活動家やフーリガンがその気になったら、抗議はこんな程度では済まない)、ソヴィエトでは演奏前に会場がザワついているのは日常茶飯事だから、スヴェトラーノフも「なんかザワついてるな」程度の気持ちで普通に演奏をスタートしたのだと思う。従って、商品帯の「会場は一触即発の事態」「スヴェトラーノフは果敢にも演奏を続け」という文言は噴飯モノ。また、スヴェトラーノフの指揮は、リズム感やテンポ感に一元的な面が強い。そして、スヴェトラーノフは、それほどスコアを緻密に表現する人ではなく、オーケストラの自発性に任せるようなところもある。良くいえば猪突猛進なのだが、その面に寄りかかったこの演奏では、それが悪い効果をもたらしている。すなわち、演奏全体が極めて単調で食傷気味なのだ。結論としては、ムラヴィンスキーやカラヤンが肉薄したこの曲の理想から、大きく隔たった演奏といわなければならない。c/wのチャイコフスキーとコルサコフも、交響曲と大同小異の単調な演奏で、作品の持つ微妙な味わいが全く失われている。音質は、低音がかなりモワ付くが、アンビエント・ステレオは一応の効果は出していると思う。ひと昔前の擬似ステレオとは大きな違いだ。少なくとも、大きめのシステムで聴くのであれば、それによって、演奏の印象が大きく変わることはないはずだ。

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