Das Lied Von Der Erde: Giulini / Bpo Araiza Fassbaender (1984)
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マンボウ | 兵庫県 | 不明 | 25/February/2021
学生の頃この演奏をFM放送でエアチェックして、カセットテープで何度も聴いていた。 ほどなくしてDGから同じメンバーで行われたセッション録音がリリースされた。 そのCDを購入してからは、もっぱらCDばかりを聴いてきたが、今このライヴ音源を聴くと当時カセットテープで聴いていた頃のことを思い出す。 ライヴの方が若干粗めの演奏だが、これはこれで良い。0 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 28/July/2011
ジュリーニは、録音に際して徹底した完成度を追及して臨んだ完全主義者でもあったことから、大指揮者と称される割には録音の点数、そしてレパートリーも、必ずしも数多いとは言い難いと言える。マーラーの交響曲についても、全曲を演奏しているわけではなく、遺された録音も第1番、第9番、そして「大地の歌」に限られているところだ。このうち、「大地の歌」については、これまでのところベルリン・フィルとのスタジオ録音(1984年)とウィーン・フィルとのライヴ録音(1987年)の2種が発売されていた。本盤の演奏は、ベルリン・フィルとのライヴ録音であるが、これは前述のスタジオ録音の直前のものである。同じベルリン・フィルであることや、独唱陣も同一。そして同じベルリン・フィルハーモニーホールでの録音ということであり、演奏内容も同様かというと、必ずしもそうとは言い切れないところである。確かに、ジュリーニの基本的なアプローチには変更はないと思われるが、スタジオ録音と比較すると本演奏は全体で2分半ほど早くなっており、全体で約60分程度の演奏時間であることに鑑みれば、これはかなりの違いと言えるのではないだろうか。ジュリーニの本演奏におけるアプローチは、例によってきわめて格調が高いものであり、そしてイタリア人指揮者ならではの豊かな歌謡性と気品のある優美な極上のカンタービレに満ち溢れた指揮に、堅固な造型と重厚さを兼ね備えたものであると言える。そして、前述のスタジオ録音と比較して、本演奏の方は、ライヴ録音ならではの熱気が演奏全体を更に強靭な気迫のこもったものとしており、その圧倒的な生命力に満ち溢れた迫力においてはスタジオ録音を大きく凌駕していると言える。独唱陣も、メゾ・ソプラノのブリギッテ・ファスベンダー、テノールのフランシスコ・アライサともに最高の歌唱を披露しているのも素晴らしい。いずれにしても、本演奏はジュリーニの卓越した指揮芸術を堪能できる至高の名演と高く評価したい。なお、1987年のウィーン・フィル盤との優劣の比較は困難を極めるところであり、ウィーン・フィルならではの美演に鑑みればウィーン・フィル盤の方に軍配を上げたくなるが、当該盤は低音の過度のカットで悪名高いオルフェオレーベルであり、音質面を考慮に入れると両者同格の名演であると考えるところだ。そして、本盤の音質については、今から30年近く前のライヴ録音とは思えないような鮮明な高音質であると評価したい。3 people agree with this review
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独居人 | 東京都 | 不明 | 25/July/2011
セッション録音(この公演の2日後に録音終了)のアナログ盤視聴時は、多少無機的な冷たい印象を持ってあまり好きではなかった。 しかし、ここでのジュリーニ先生とベルリンフィルは、ライブの熱気も手伝って適度な緩急をつけた有機的な音作りを行っているようだ。 デジタル黎明期(セッション録音)とアナログ成熟期(ライブ録音)の違いなのかこちらの方が演奏も、音質も数段上だと感じる。 1曲目はベルリンフィルの美しくも劇的な演奏にアライサ(テノール)の歌声が力強く物語の世界へと誘ってくれる。 2曲目の弦楽の厳かな出だしが透明な空気感を醸し出し、ファスベンダー(アルト)の透き通った声との調和が天上の美を表現する。 3曲目は東洋的な楽しい調子で始まり、酒を酌み交わす姿が眼前に浮かぶ。 4曲目、5曲目と明るい曲調が続くがラストの「告別」の暗いトーンが際立っている。 ファスベンダーは次第に熱を帯びて行き、静かで美しいラストを迎える。 これにはワルター、フェリアー、ウィーンフィルの名盤があるが、勝るとも劣らぬ内容だ。 音質はトーン、バランス共に優れていて透明感がありあたかもコンサートホールで聴くような充実感がある。 ヘッドホンで視聴すると先生の唸り声も楽しめる。0 people agree with this review
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