Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Musikalisches Opfer: Paillard / Paillard Co (1974)
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シロクン | 新潟県 | 不明 | 24/July/2013
パイヤールのバッハは素晴らしい。 私は楽器編成がどうとか細かいことはわからない。また、古楽器の演奏は、原版には忠実で当時の音を再現しているのかもしれないが、楽しさに欠けると思うことがある。音楽の捧げものでいうと、巷間評判の高いクイケン盤などはあまりいとは思わない。 リヒター版は謹厳実直で速いテンポでぐんぐん進めていく。それでいてトリオソナタの深い味わいは魅力的。マタイなどでは圧倒的な名演を聞かせてくれるが、相手に緊張を強いるところがある そこに比べると、このパイヤール盤はもう少しくつろいだ気持ちで、音楽に浸らせてくれる。リヒターを聞くときは「聞くぞー」とかまえるところがあるが、パイヤールはそんな必要はない。疲れたときに癒されたい、ちょっと時間があるときにバッハが聞きたい、そんな聞き方ができる。 彼の振ったブランデンブルグ協奏曲と並ぶ私のバッハの愛聴盤の一つである。8 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 24/August/2012
バッハの「音楽の捧げもの」には我々の世代が親しんだ名演盤が多く本盤パイヤールをはじめミュンヒンガー、リヒター、レーデル等最近の古楽器演奏とは異なり現代楽器の良さを最大限に引き出した見事な各演奏があります。個人的にはレーデル演奏盤が何気ない即興的趣味にも満ちていて好きなのですがクラシック音楽演奏には「正解」がある様でなく、ない様でありの世界・・・各人実際に先ず聴く事でしょう。それぞれ聴き処が微妙に違うのですがパイヤールのものはヴァイオリンのジャリ、フルートのラリュー等のソリスト達がフランスを代表するアンサンブルならではの典雅の極めた洗練されたバッハ演奏を聴かせます。パイヤールは二度この「音楽の捧げもの」を収録しており本盤はパイヤール46歳の1974年演奏の方で演奏トータルタイムは47’30であります(他方は後年1986年収録、トータルタイム50’59)。全体的には一パート一楽器対応演奏の為か音色の絡みが精緻に録られ澄み切った音の世界が展開されて行きます。ドイツ系の謹厳実直演奏と比べればパイヤールらしく穏やかな味わいが特徴なのでしょう。その中で、4曲から成る「六声のリチェルカーレ」は弦全員の演奏でこの曲のピークを形作って神々しい効果すら上げているのではないでしょうか。まぁ、とにかくこの「音楽の捧げもの」は楽器の指定なし、主要部だけしか書かれていない楽譜、演奏家自身で完成させねばならないカノンなど、フリードリッヒ大王にまつわる逸話とともに謎に満ちた曲集ですが是非どの演奏盤でも良いので聴かれる事をおすすめします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)3 people agree with this review
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