Symphonie Fantastique, Romeo et Juliette : Muti / Philadelphia Orchestra, Norman, Aler, Estes (2CD)
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karajan fan | 北海道 | 不明 | 22/August/2012
ムーティは、フィラデルフィア管のシェフに就任してから、それまでの歌劇を中心としたレコーディングから、管弦楽曲を中心にしたレコーディングへとレパートリーをシフトしています。 オーマンディからフィラデルフィアサウンドを踏襲しつつも、極めて明るく動的で、情熱的な演奏スタイルへと変容し、レスピーギ、ストラヴィンスキー、リムスキー=コルサコフ、交響曲ではベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキー、スクリャービンなど、この時期に多くの優れた楽曲を録音しています。 その中でもこの幻想交響曲は、若々しいムーティの情熱的な解釈と、フィラデルフィア管の明るい音色がマッチした色彩豊かな楽曲に仕上がっています。 そしてとても爽やかさが前面に押し出されており、幻想交響曲によく形容される狂気や不気味さは微塵も感じられません。 絵画で例えるなら、薄暗いルネッサンス期のフレスコ画というよりは、フランス印象派の絵画のようで、フィラデルフィア管から紡ぎ出される繊細な響きは、まさに温暖な南欧の陽射しを感じます。 そうそう、ムーティはナポリ人だったのですね。 この曲の醸し出す失恋の切なさよりも、恋する情熱を躍動感をもって表現していますが、一方で第四楽章や第五楽章ではレクイエムにも通じる敬虔な荘厳さを感じることができます。 幻想交響曲は暗くて嫌いと思っている人にお勧めです。4 people agree with this review
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