Cello Concerto: Maisky(Vn)Bernstein / Sinopoli / Israel.po Po
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 05/May/2012
マイスキー、バーンスタイン、イスラエルフィルのドヴォコンは、バーンスタインの晩年の遅い、濃厚な演奏に乗せられて、スケール豊かな名演、マイスキーも、大らか、厳しく演奏した名演、只、私のCD、なんだかチェロの音色、マイクのせいか変、濁って聴こえる。シノ―ポリとのエルガーは、デュプレ程に濃厚でなく、イタリア人によるシノーポリのやや突き放した演奏、フィルハーモニアのバックもあって、暖かい、スケールの大きい、名演、落ち着いて聴き易い。これも、名演奏。0 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 23/September/2011
本盤には現代を代表するチェリストであるマイスキーによる二大チェロ協奏曲の演奏がおさめられている。いずれも素晴らしい名演と高く評価したい。マイスキーのチェロは、超絶的な技量はさることながら、いかなる難所に差し掛かってもいわゆる技巧臭がすることはなく、常にヒューマニティ溢れる温かさを失う点がないのが素晴らしいと言える。そして、どこをとっても情感の豊かさが支配しており、各フレーズを心を込めて歌い抜いているのであるが、徒に感傷的に陥ったり、はたまた陳腐なロマンティシズムに陥ったりすることなく、常に格調の高さを失っていない点を高く評価したい。ドヴォルザークのチェロ協奏曲については、マイスキーは2度にわたってスタジオ録音を行っている。それはバーンスタイン&イスラエル・フィルと組んだ本演奏(1988年)とメータ&ベルリン・フィルと組んだ演奏(2002年)であるが、マイスキーの個性が全開の演奏は、明らかに2002年盤であると言える。したがって、マイスキーのチェロ演奏の醍醐味を味わうのであれば、私は2002年盤の方を躊躇せずに推薦する。しかしながら、本演奏には2002年盤にはない独特の味わいがあると言えるのではないだろうか。それには、バックをつとめたバーンスタインによる名演奏が大きいと言える。バーンスタインは、かつてニューヨーク・フィルの音楽監督の時代には、いかにもヤンキー気質の爽快な演奏の数々を成し遂げていたが、ヨーロッパに拠点を移した後、とりわけ1980年代に入ってからは、テンポは異常に遅くなるとともに、濃厚でなおかつ大仰な演奏をするようになった。このような芸風に何故に変貌したのかはよくわからないところであるが、かかる芸風に適合する楽曲とそうでない楽曲があり、とてつもない名演を成し遂げるかと思えば、とても一流指揮者による演奏とは思えないような凡演も数多く生み出されることになってしまったところだ。具体的には、マーラーの交響曲・歌曲やシューマンの交響曲・協奏曲などにおいては比類のない名演を成し遂げる反面、その他の作曲家による楽曲については、疑問符を付けざるを得ないような演奏が目白押しであったように思われる。本盤の演奏では、そうした芸風が幸いにもプラスに働いたと言える。同じドヴォルザークの交響曲第9番では、とても大指揮者による演奏とは思えないような凡演(というか醜悪な演奏)に堕していただけに、ある意味では奇跡的な名演奏とも言えるのであろう。本演奏でもバーンスタインはゆったりとしたテンポによって曲想を濃密に描き出して行くが、情感豊かで格調の高いマイスキーのチェロ演奏との相乗効果によって、同曲演奏史上でも最もヒューマニティ溢れる濃厚な味わいに満ちた名演に仕上がっていると評価したい。他方、エルガーのチェロ協奏曲については、本盤がマイスキーにとって唯一の録音(1990年)であると言える。同曲については、デュ・プレが数々の超名演を遺していることから、他のチェリストの中には録音を逡巡する者もいるところだ(例えばロストロポーヴィチなど)。マイスキーによる本演奏も、さすがにデュ・プレほどの渾身の生命力を備えているとは言い難いが、かつてのフルニエによる名演(1966年)に存在した気品と、デュ・プレによる各種の超名演にも存在した奥深い情感の豊かさを併せ持った名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。バックは、シノーポリ&フィルハーモニア管弦楽団であるが、ここでのシノーポリはいつもの楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした分析的なアプローチを控えて、むしろマイスキーのチェロの引き立て役に徹しているのが功を奏していると言える。音質は従来CD盤でも十分に満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって、マイスキーのチェロの弓使いがより鮮明に再現されるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、マイスキーによる素晴らしい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。1 people agree with this review
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kura-ota | 不明 | 不明 | 26/June/2011
ドヴォ・コンはバーンスタイン晩年の録音で非常にテンポが遅い。この遅いテンポが本演奏に独自の雰囲気を与えている。退廃的とでも言うか、なんというか。マエスキーは本曲を後にBPOと再録音しているから、この演奏はバーンスタイン主動の演奏にマエスキーが合わせたと解釈しても良いかもしれない。エルガーのチェロ協奏曲は悲劇的で、退廃的な内容の曲なので両曲のピックアップは決してアンバランスな組合せではないと思う。シノーポリのエルガーはプレヴィンやハイティンクなどと比べるとユーモア性が欠く感は否めず、その点が惜しまれるが、最後の部分が突進しないのが良い。ドヴォ・コンはバーンスタインらしく最後には猛突進して曲を閉じる点は、少し大げさな表現と感じるかもしれない。ドヴォ・コンはテル・アヴィブでのライブ録音だが、第3楽章で響きがデットになる部分がある。SHM-CD化でこうした部分が良い方に変化することを期待したい。0 people agree with this review
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