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Mahler (1860-1911)

SHM-CD Sym, 4, : Abbado / Bpo Fleming(S)+berg

Sym, 4, : Abbado / Bpo Fleming(S)+berg

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  26/September/2011

    本盤におさめられたマーラーの交響曲第4番は、アバドによる2度目の録音である。最初の録音はウィーン・フィルとの演奏(1977年)であったが、本演奏はそれから約30年ぶりのライヴ録音ということになる。1977年盤も、アバドがある意味では最も輝いていた時期の演奏でもあり、強靱な気迫と力強い生命力、そして豊かな歌謡性がマッチングした、いい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっていたと言える。1970年代から1980年代にかけてのアバドの演奏には、このような名演が数多く成し遂げられていたと言えるが、1990年にベルリン・フィルの芸術監督に就任して以降は、借りてきた猫のような大人しい演奏に終始するようになってしまった。もちろん、メンデルスゾーンの交響曲第4番やヤナーチェクのシンフォニエッタなど、例外的な名演もいくつか存在しているが、その殆どは大物揃いのベルリン・フィルに気後れしたかのような今一つ覇気のない演奏が多かったと言わざるを得ない。ところが、ベルリン・フィルの芸術監督の任が重すぎたせいか、2000年には癌に倒れることになってしまった。そして、アバドはその癌を克服するのであるが、それは皮肉にもベルリン・フィルの芸術監督の退任直前。もっとも、大病を克服したことによってアバドの音楽には、深みと凄みを増すことになったと言える。その意味では、2000年以降のアバドは真の大指揮者となったと言っても過言ではあるまい。本盤の演奏も、真の大指揮者アバドによるものであり、1977年盤に比べると楽曲の心眼に鋭く切り込んでいこうという彫の深い表現が支配していると言える。各楽器セクションのバランスを重要視した精緻な美しさにも出色のものがあるが、ここぞという時の力奏にも強靭な迫力が漲っており、各フレーズの歌心溢れる徹底した歌い抜きにおいてもいささかも不足はない。ルネ・フレミングによる美しさの極みとも言うべき名唱も、本名演に華を添える結果になっていることを忘れてはならない。ベルリン・フィルも、前任の芸術監督に敬意を表して、圧倒的な名演奏を披露しているのも見事である。本演奏に際しては、ベルリンにおいて大歓迎を受けたとのことであるが、正に現代を代表する大指揮者としての貫録が十分な至高の名演と高く評価したい。併録のアルバン・ベルクの「7つの初期の歌」も、アバドの彫の深い、そして歌謡性豊かな指揮と、ルネ・フレミングによる美しい歌唱が融合した稀有の名演だ。音質は従来CD盤でも十分に満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって、音質がより鮮明に再現されるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、アバド、そしてルネ・フレミングによる至高の名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  23/July/2011

    え〜、すみません。このフォーマットの盤としては聴いておらず、因ってフライングなのですが、演奏についてだけそっと述べておきましょう。アバドさんのこの演奏は実にすばらしいであります!全曲のすべてに「心」が行きわたり、ビューティフルなることこの上なし。注意とか配慮とかではなく、まさに「心」が行きわたっているのです。表情付けは例によって決して濃密ではありません。しかし、楽器の重なりあいが生む音色、ちょっとしたポルタメントの効果、その他、実に周到に行きとどいていて、そしてベルリンフィルがヴィルトゥオジティをそういう部分の再現に「奉仕」しているかのようで、どこにも自己顕示欲のない、心のこもった演奏になっています。フレミングの歌もよし。歌詞(&楽想)に見事に反応して、巧みな歌を聴かせます。その辺もアバドさんとの共同作業だろうな。すばらしい。感動しました。なお、ベルクは、マーラーとは想念が違う音楽のような気がいたしまして、その意味ではこのカップリングはどうかなあとちょっと疑問。特に入れなくてもよかったかもね。あるいはディスクの頭に入れておいて、全曲(マーラー)の終了後はずっと黙って余韻に浸れるようにしてくれるとよかったな。

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