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Mamoru Samuragochi

CD Symphony No.1 Hiroshima : Naoto Otomo / Tokyo Symphony Orchestra

Symphony No.1 Hiroshima : Naoto Otomo / Tokyo Symphony Orchestra

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  • ★★★★☆ 

    youone  |  東京都  |  不明  |  15/February/2014

    3つの楽章から作られていますが、それぞれがゆっくりな楽曲で、独立しているとも考えられる作品です。 ■次々と楽想が現れてつながっていく、謂わば単一楽章の交響曲が3つ合わさったような構成です。構成や構造がしっかりとしていると言う古典的、ロマン的な作品とは少し違うかもしれませんが、この点を受け入れるとこの作品の魅力に取り付かれます。巧みな作曲技法とあらゆる楽器に精通した作曲能力は非常に優れたものを感じました。■片手間に作ったものやあるていど息を抜いたものが人々を感動させることは良くありますし、ご本人が一所懸命に作り上げても多くの人に伝わらないということもあるのは世の常で、作品の成り立ちによってその作品の持つ価値、力(魂)のほとんどが左右されるということは悲しく残念なことです。■新垣さんご本人名義の作品に比べてはるかに聴きやすく感動的な作品です。これからも多くの人々に聴かれる機会があることを願っております。■ご本人名義のものはかなり前衛的なもので、「えっ、これって音楽?」というような領域に踏み込んだものですので、(川島素晴さんは「これからはご自分の目指す本来の作風、作品をつり出していってほしい。」というようなことをおっしゃっておられますが)私としては、この作品のようなものも作曲していただきたいというのが率直な思いです。そして、大友さん以外にもいろいろな指揮者が取り上げてくれたらと期待しています。

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  • ★★★★☆ 

    GO三  |  茨城県  |  不明  |  12/May/2013

     NHKの番組で紹介されていたこと、原子力発電所の事故で未だその影響が大きい「IBARAKI」の住民にとって、また作曲者の佐村河内氏と同い年であることからCDを購入しました。  全体的に「HIROSHIMA」とあるとおり、重さをとても感じた曲でした。  3楽章で一つの交響曲を構成してるため、その重さが継続して攻めてくるんだと感じました。個人的には、4楽章にして、「復興」をイメージする明るさを入れてくれるとこの交響曲が好きになったのではと思いました。  それにしても、作曲者として大切な音を感じる感覚に障害がある中での曲作りには感服しました。  交響曲第2番に期待したいと思います。  

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  • ★★★★☆ 

    yass  |  大分県  |  不明  |  22/April/2013

    この作曲者や作品内容に於いては、許先生をはじめ既に多くのユーザーさんによって語られているので(私もほぼ同感)、私は演奏内容について書かせていただきます。これほどの曲ならば、もっと凄まじい緊張感に溢れた演奏が可能ではないだろうか。それこそ、聴き手が思わずゾッとするような容赦ない地獄絵図を描いてほしかった。セッションゆえの事情もあったとは思うが…。しかし、この不世出の作曲家の作品に光を当てるべく務めてくれた大友氏をはじめ、東響のメンバーや関係者の仕事には敬意を表したい。私も、他の指揮者の演奏で是非聴いてみたい。ケーゲルやテンシュテットが指揮していれば、凄かっただろうなあ…。現役指揮者なら、ラトル&ベルリン・フィルあたりどうかな?

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  • ★★★★☆ 

    たーさん  |  神奈川県  |  不明  |  30/September/2011

     わたしのような音の響きそのものを楽しむという水準の者が聴いても,いい曲だなと思う。じっさい,この曲には惹かれるところはいっぱいあるし,つけられた標題の示すところもそれなりに感じることはできているつもりだ。折りにふれてとりだして聴くに違いない。  ただ,たとえばベートーヴェンにしてもブラームスにしてもショスタコーヴィチにしても自分がどこの生まれかを示す痕跡を結果的に残しているなと感じられることを思うと,この曲が日本に生を享けた人の作品であるということがこの曲の「音楽」それ自体から伝わってこないのをどう考えたらいいのだろう。(民族主義で言っているのではない。だいいち,わたしたちの「くに」は単一民族でできているわけでもないことは周知のことだ。)まあ,これはわたしの感じ方に原因があるのかもしれない。標題が「広島」,「ひろしま」,「ヒロシマ」のどれでもなくローマ字で書かれているのも(外国をも念頭に置いたからかもしれないと思いながらも)わたしにはなじめない。そこに何か意味なり意図があるのなら,そういうことも理解できるようにわたしはなりたい。  

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