Schubert (1797-1828)

CD Piano Sonata, 18, : Pires

Piano Sonata, 18, : Pires

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  26/October/2013

    マリア・ジョアン・ピリスの演奏CDには彼女の若き頃・・・と言ってももう30歳にはなっていたであろう1974年頃モーツァルトのピアノ・ソナタ集を収録した盤のジャケットの彼女のボーイッシュなルックスフォトに何となく印象として残ってしまいましたがそのマァ可愛いと言う範囲止まりであったのが正直な処でした。その後彼女は病いの為演奏活動に少しブランクがあり私が彼女の演奏に再会したのはやはりモーツァルトのヴァイオリン・ソナタをオーギュスタン・デュメイと組んだDG盤で自分なりに得心の行くCDで彼女のモーツァルトへの定着イメージを確認したものです。本盤は多分その少し前・・・彼女が43歳の1987年、先の病いも癒えそれなりに年齢も重ね知性丸出しな容貌での写真でジャケット表紙を飾ったシューベルトのビアノ・ソナタ第18番op78「幻想的」(タイム@19’44A8’12B4’08C7’31)、即興曲op90-1(同10’21)、即興曲op90-2(同4’19)を収録したものであります。先ず即興曲の方はどちらも親しみ易い曲で誰でも小学生の頃には一度は聴いている曲で彼女の演奏は特別仕掛けをしてやろうとか言ったものでなくごく自然な運びが聴き飽きない仕上がりになっているようです。なお、ピリスはこれら即興曲を1996年再録・・・即興曲op90-1(同11’05)、即興曲op90-2(同4’46)・・・しております。次にあまり聴き込んだ経験がないピアノ・ソナタの方は何と言っても第1楽章からピリスに・・・この頃の彼女の心境に近い感じで優しいテーマをさりげなく展開スタートします。この比較的タイムとしては長い楽章ではシューベルトの秘める陰を過ぎらせつつ彼女の進め具合を味わう事がポイントなのでしょう。気負う必要は無いと思います。2000年代に入って円熟期を迎えた彼女については確かTVでのピアノレッスンのプログラムでの教えぶりがいまだに目に浮かんで来ます。音楽への真摯な姿勢を通して実に・・・喋っている事は特に力まず自然体でしかも何故か普遍的な示唆に富んだ「域」に達したものに感じられそれ相応に円く枯れた彼女の姿に女性故美貌で売っていた若き頃からの年数の積重ねを考えてしまいました・・・人は老いる、何をしていても・・・(タイムについては盤により多少異なる場合があります)。

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