Liederabend 1963 Schwetzingen -Brahms, R.Strauss, Fortner, Pfitzner, Cornelius : Prey(Br)Weissenborn(P)
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primavera | 茨城県 | 不明 | 11/July/2011
1970年代後半になってようやくプライの存在を知った者にとって、それ以前に録音されたライヴ音源の発売は、飛び上がるほどの喜び。「ザルツブルク音楽祭1970ライヴ」のときもそうだったけれど、今回もそれに匹敵するくらいのうれしさです。ブラームスとR・シュトラウスを除く曲目は必ずしも有名とはいえない歌の数々ですが、これらもひとたびプライの手にかかると、なんと親しみに溢れた歌になることか。敬虔な思いに満ちたコルネリウスの「主の祈り」からの4曲に始まり、アイヒェンドルフの詩によるプフィッツナーの4曲、そして20世紀の作曲家フォルトナーの4曲に至るまで。1961年に初来日したときもきっとこんな雰囲気だったのだろうなあと思わせてくれます。コンサートの終盤、ブラームスのDie Mainachtが、その後の録音に比べて、あの美声がいっそう”あふれる”感じになっているのは若さのゆえか、それともその夜の歓喜のゆえか。それもけっして破綻には至らない、ぎりぎりのところの横溢感。続くR・シュトラウスのMorgenの静かな高まり。そして最後にBefreitを聴き終えたとき、心満ち足りて、笑みを浮かべてしまうのは私だけでしょうか。0 people agree with this review
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