Bach, Johann Sebastian (1685-1750)
Johannes-Passion : Pierlot / Ricercar Consort, Mammel, Vieweg, Keohane, Mena, Kobow, etc (2CD)
Customer Reviews
Showing 1 - 2 of 2 items
-




コバピー | 新潟県 | 不明 | 22/July/2011
劇性を重視したマタイに比べ、ヨハネはコラールを重視したその柔らかさが魅力的な作品。そのため、ピエルロの丸みを帯びた演奏は適しているように思います。 完全なOVPPとは言えませんが、肝心な部分の合唱に人数を加えたことは正解で、それでも8人で歌いきるのはマタイ同様に大変だと思います。ですが、これが非常に美しい。 ですが、ヨハネにマタイ同様の劇性を求めるならば、やはりこの演奏では物足りないかも知りません。 元来、バロック演奏については諸説あり、現在に至ってもはっきりしている訳ではないので、それが逆に様々な演奏を産み出してくれることは喜ばしいことだと思います。 しかし、劇的な演奏解釈は少なくとも古典派以降の解釈ですので、このピエルロの解釈もあながち間違いとは言い難いと思いますね。 何はともあれ、この演奏は特に推薦したい一品!7 people agree with this review
-




mimi | 兵庫県 | 不明 | 17/May/2011
不勉強にしてOVPPによるヨハネ受難曲は、数種類しか聴いたことがありませんが、J.RifkinやA.Parrottが実際のBach演奏に適用し始めた当時に較べると、その演奏の質の向上は信じられないくらいです。この最新の、Ricercare consortによるヨハネも、1パート1-2人、総勢8人という構成であちながら、驚くべき声楽の質の高さを聴かせてくれます。群衆の合唱の比重が高いヨハネでは、各人の声質・声量のバランスがとれていて、なおかつ指揮者がよほど厳密に歌手間をコントロールできていないと、縦の線および声量の乱れが、容易に堪え難くなってしまいますが、Philippe Pierlot/Ricercare Consortは、激しく激する合唱部分でもそうした不満を感じさせず、OVPPであることを忘れさせるくらいの完璧なバランスを実現しています。それどころかいくつかのコラールや、挽歌’Ruht wohl’などでは、これほど美しく純な印象を与える演奏は経験がなく、終結合唱の心の篭った美しさを聴くと、やはりこれ(小編成)がBachの意図した再現に近いのでは、と思わされます。もちろん、ヨハネ受難曲の再現として全く不満がないわけでなく、冒頭合唱や第2部の多くの群衆合唱など、少人数で早いテンポでたたみかけると、劇的を通り越して劇画的に陥る部分も有り、Evangelistの歌唱もともすれば外面的な激情を意図しがちで、ヨハネの本来的な姿である福音書の聖句の正確な伝達を逸脱しているのでは、と感じられることもあります。それでもこれだけ美しく質の高いヨハネ受難曲演奏が、OVPPにて現れつつあることは悦ばしいことで、お薦めするべきではないかと思われました。今後のOVPPによるJ.S.Bach演奏がますます楽しみです。できたらKuijken/La Petite Bandeも、OVPPでヨハネを再録音してほしいですね.....。3 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items
