Complete Symphonies : Krivine / La Chambre Philharmonique, etc (5CD)
Showing 1 - 5 of 5 items
-
ぐもも | 兵庫県 | 不明 | 27/February/2012
他の方のレビューや同じ演奏者の他の盤でかなり期待していましたが、それを遥かに超える出来でした。とにかく非常に鮮度の高い演奏と録音です。テンポの早い楽章はいずれも素晴らしい生命力と推進力に溢れ、張りのある金管やティンパニーの強打は痛快そのものです。なかでも2番や7番はこれまでリリースされた古楽器のディスクでも最高の興奮を味わえました。1 people agree with this review
-
やっくん | 神奈川県 | 不明 | 15/May/2011
ライブの為、それぞれの曲の終演ごとに拍手が収録されているので、ああ聴き終わったなという満足感があります。第1番から9番まで順番に聴けるのもいいですね。3 people agree with this review
-
Ima | 京都府 | 不明 | 29/April/2011
ピリオド楽器によるベートーヴェン全集は、これまでガーディナー、インマゼール等を聴いてきましたが、このクリヴィヌの新盤は、最も聴きやすいと感じました。届いた日に全曲を聞き通した全集はモダンピリオド含め初めてです。 心地良いテンポ、ピリオドらしくギチギチとした弦の響き、その弦の合間からふわりと浮かび上がってくる木管、くっきりと聞き分け可能な各声部の動き。演奏のオーセンティシティに関してはよく分かりませんが、ベートーヴェンの交響曲を、ここまで食べやすく仕上げた点は驚嘆に値します。また極端な作為を感じさせず、むしろ実に素直な演奏なのも好印象。 もっとも、この軽やかさをこそ嫌う方もおられるでしょうし、とりあえずレーベルのサイトで試聴なさってから買うのをお薦めします。全交響曲の、それぞれ丸々一楽章を聴けるという、実に贅沢な仕様になっていますし。5 people agree with this review
-
SeaCrow | 東京都 | 不明 | 28/April/2011
ややオンマイク気味のライブ録音ということもあって、音が元気よく飛び出してくるような演奏です。テンポ設定は古楽器演奏の標準レベル、ピッチはインマゼール盤と同様に高め。クリヴィヌはライナーノーツ内で、オケの名前通り’Chamber’であると同時に’Philharmonic’である演奏を目指したと語っています。確かに緩徐楽章での弦セクションなどは、量的な物足りなさをあまり感じさせません。それでいて古楽的な透明感は貫かれており、ブリュッヘン、ガーディナー、インマゼールなどに続く全集として、独自の地位を保つものとなりそうです。オケは高水準ですが、楽器のせいか、ホルンがちょっと控えめな印象。また、第9の合唱が、録音のせいか発音が少し不明瞭なのも気になりました。全曲で終演後の拍手が入ります。2 people agree with this review
-
風 | 福岡県 | 不明 | 20/April/2011
1970年代頃より、クイケン、ホグウッド、ピノック等によるピリオド楽器演奏が、盛んになっていったと記憶しています。バロックの室内楽では、気に入った演奏もありますが、残念ながら、旋律を切り刻むようなリズミカルな演奏が多いと思います。さて、この演奏ですが、楽器のバランスが悪いという印象です。もっと弦楽器の構成を大きくしないと、管楽器と打楽器が耳障りで・・・。あくまでも私見ですが、ベートーヴェンの管弦楽法が生かされていないように思います。一つの試みとして否定はしませんが、素人の私には、交響曲をピリオド楽器で演奏する必要性を感じませんでした。色々なご意見が出るのを期待してレビューしました。1 people agree with this review
Showing 1 - 5 of 5 items