Kazuaki Takano

Books ジェノサイド

ジェノサイド

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  • ★★★★★ 

    kasa  |  北海道  |  不明  |  28/February/2012

    150ページ位から、ページをめくる手が止まらなくなった。 実に面白い小説だった。 ネオ・コンに支配されたブッシュ時代のアメリカの狂気が、実に興味深い。 進化した我々現生人類は、北京原人やネアンデルタール人といった旧人類を絶滅させた。 そして、今アフリカで進化した人類が誕生する。 やがて彼等は我々を絶滅させるだろうという脅威から、その進化した人類を抹殺しようとするアメリカ政府と、助けようとする勢力の壮絶な戦いが始まる・・・。 アメリカは否定している全世界盗聴システム「エシュロン」って、本当に存在するのだろうか?

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  • ★★★★★ 

    Gグリーン  |  福岡県  |  不明  |  30/January/2012

    「人類の未来」を描いているかどうかは別にして、傑作です。最新科学の成果を取り入れ、米国を中心とした戦争と政治の不条理、日本人大学院生の成長小説的要素まで入っています。主題としては、新人類というSF的な素材を、遺伝子工学を取り入れて、リアリティー豊かに描き出す力は申し分ありません。偏見なしに読めば、日本人にもアメリカ人にもアフリカ人にも、良いやつ、ひどいやつはいるように描いてあるし、「人類の未来」を考えたら、こんなことをやってる場合じゃないよな・・・というつぶやきも聞こえます。映画化に最適な素材だけど、アメリカ大統領ならびにその周辺への厳しい態度があるので、ハリウッドでは無理かな。スケール感から行くと、残念ながら日本でも無理かも・・・。

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  • ★★☆☆☆ 

    金玉均  |  愛知県  |  不明  |  25/January/2012

    発売当初からやたらマスコミが絶賛しまくっていた作品。 確かに前半はそれなりに読ませるが、新人類とやらが登場するあたりからはどこかでみたような展開で失速気味。そこまで絶賛されるような小説とは思えないが、マスコミの異様な肩入れには別の理由があったようだ。 この作品、いわゆる「反日サヨク」的な偏った表現がやけに目立つのだ。「ジェノサイド」の代表として執拗に挙げられるのが南京虐殺に関東大震災での朝鮮人リンチ、それはまあいいとしても主人公の祖父と叔父は朝鮮人に偏見を持つ下劣な人間として描く一方、協力者の韓国人留学生は非の打ち所のない完璧超人という調子で、あまりにマンガチックで深みのない人物設定には失笑してしまうほどだ。「日本人は最低、韓国人は最高」と連呼するのもそれがストーリーに不可欠な要素なら別に構わない。「猿の惑星」も「戦場にかける橋」も日本人には不快ではあるが名作だ。だがこの作品においては、本筋からあまりに懸け離れた反日プロパガンダの不自然な乱入にしかなっていない。 その稚拙な思想的表現の混入のせいで、作者が本当に書きたかったのはジェノサイドやら人類の未来云云ではなく単なるサヨク的反日小説だったのではという印象を与えてしまうのだ。もっとも、だからこそこれだけマスコミに宣伝してもらえたわけで、商売としては成功したといっていいのだろうが・・・・

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  • ★★★★★ 

    寂しい40代  |  長崎県  |  不明  |  15/January/2012

    帯に書かれている事に偽りなし。これが、読了した感想です。590ページと言う長編大作ですが、一気に読めます。映画化は、難しいでしょうが観てみたい願望もあります。2011年度の「このミス・・」第1位も当然でしょう。高野和明さんの作品は、初めて読みました。次は、江戸川乱歩賞を受賞した、「13階段」を読もうと思っています。

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