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masao | 東京都 | 不明 | 26/June/2011
美しい映画である。だがこの映画に描かれている人間模様は決して美しいものではない。スターリンの粛清の嵐が吹き荒れていたソ連邦の初期が舞台となっている。初期といってもスターリンの支配体制が確立され、KGBにつながる秘密警察が暗躍していた時代である。もう革命の余韻はないに等しい。スターリンに直接電話をかけることができるというコトフ大佐の家にかつての彼の部下が現れる。この男と、ミハルコフ自身が演じるコトフ大佐と、彼の妻がストーリーの中心にせりあがってくる。三人の関係が少しずつ明らかになっていき物語りは急激なカタストロフィーを迎える。ラストシーンのワンシーンかツーシーン前、気球に吊られたスターリンの肖像がゆっくりと空に上ってゆく。かなうことなら、ここはできるだけ大きな画面で見ることをお勧めする。この映画の中でも白眉ともいえる美しいシーンである。ニキータ・ミハルコフはスターリンの時代を描いてはいるがすべての罪をスターリンに押し付けるような描き方はしていない。スターリンの時代を(あるいはブレジネフの時代を)同時代人として生きた自分たちも、それなりの罪を犯していたのだと言いたかったのかもしれない。『愛の奴隷』はニキータ・ミハルコフが70年代に撮った映画である。よく許されたものだと思うような大胆なところがある映画だが、映画の語法自体は比較的穏やかなものだ。そしてやはり映像が美しい。この映画も新しいロシアの監督たちとは一線を画したオーソドックスな技法に基づいている。しかし何度も言うが、やはり美しい映画である。2 people agree with this review
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