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Faure (1845-1924)

CD Requiem : C.Davis / Staatskapelle Dresden, Popp, Estes

Requiem : C.Davis / Staatskapelle Dresden, Popp, Estes

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    盤鬼hmv14  |  福岡県  |  不明  |  05/April/2014

    明晰で広がりのある魅力的な録音だけれど、良い意味でのくぐもり感というかモワッとした好ましいホンノリ感が、いかにもPHILIPS録音という雰囲気で楽しめた。普段はM・コルボの旧盤(ERATO)やP・ヘレベッヘ(仏Harmonia Mundi)を愛聴しているが、AADとクレジットされているリリース年の古いコルボによる演奏のほうが傾聴する機会が多い。一切の夾雑物を排したかの様な透徹した響きが小生の好みに合っているからで、加えてボーイソプラノの美しさにも惹かれるからである。この演奏もルカ教会の素晴らしい響きの中で展開されており悪かろう筈もない、という期待を抱きつつ聴き入った。当盤も時折トレイに乗せる機会が増えるであろうと予感させるに十分な卓越した仕上がりである。実際は高度な制御下にあるのだろうけれど、全く指揮者を介在せずに演奏者(歌手・合唱陣も)の発露に委ねたような必然的な流れみたいなものが感ぜられ興味深かった。ファーストチョイスとしておススメできる立派な演奏・録音である。

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    くるとん  |  岩手県  |  不明  |  03/November/2011

    天上の調べのようなこのレクイエムが、まるでモーツァルトのそれと同じような悲しみをもって響く。まるで「涙の日」で始まっているような。東ドイツのオケの渋い響きのせいも多分にあるでしょう。そこに、情緒あふれるポップの歌唱が絡み、涙をさそう。この世への永訣は現世で解決されなければいけない、そんなことを思わせる。魂は天上へと昇ってゆくのではなく、残された人々の心に再び降りてゆくのだ。コルボの演奏は、思わず「天国はいいところだろうなぁ」と思わせるが、デイヴィスの演奏は、それが引き起こす悲しみを感じさせる。自分が死んだときに何人の人が泣いてくれるかが、その人の価値なんだよと小学校の先生に教わった。それが本当に正しい見方かどうかは分からないが、それを信じたくなるような演奏である。ポップは自分のために歌ってるのかもしれない。それを思うとまた泣けてくる。

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  • ★★★★★ 

    yukkie  |  東京都  |  不明  |  06/March/2011

    静謐さがどこまでも続いていくかのような、高貴な演奏です。在りし日のポップの美声とエステスの若く張りのある声が心地よく響きます。それにしてもこのオーケストラの美しいこと、壁崩壊前の演奏ですので、古きよき東ドイツの響きを残しており、今となっては貴重な録音となりました。

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