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Bartok (1881-1945)

SACD Violin Concerto No, 2, Rhapsodies Nos, 1, 2, : Kelemen(Vn)Kocsis / Hungarian National Philharmonic

Violin Concerto No, 2, Rhapsodies Nos, 1, 2, : Kelemen(Vn)Kocsis / Hungarian National Philharmonic

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  16/April/2015

    私はバルトークのヴァイオリン協奏曲が大好きなのだが、これまで聴いてきたなかでもこれはベスト演奏だと思う。まずはコチシュのスコアの読みの深さが突出しており、これだけのオーケストラ・パートは他の演奏では聴けない。民族色を打ち出した演奏ではないのだが、それでも随所にいい意味での泥臭さが出て味わいを増している。ケレメンのヴァイオリンも深い共感を持ったもので、テクニックの羅列になっていない。ラプソディ2曲も名演。これもよい曲だが、オーケストラ版の優れた演奏はあまりなく、これもベストであろう。ハンガリー・ナショナル・フィルも好演。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  19/February/2011

    万人向けの明朗な名演だ。バルトークの作品はいずれも内容が濃いが、その分、必ずしもわかりやすい曲想とは言えない。最晩年の管弦楽のための協奏曲は別格として、他の諸曲は、聴き手を容易には寄せ付けない峻厳さがあると言える。本盤は、バルトークの作曲したヴァイオリンとオーケストラのための作品をおさめており、いずれも傑作ではあるが、曲想は相当に輻輳しており難解さの極み。コチシュは、そのような複雑極まる楽想を紐解き、聴き手に、これら各曲の魅力をわかりやすく伝えてくれている点を高く評価したい。本盤とほぼ同時期に、フリッチャイによるバルトーク作品集(独アウディーテ)が発売され、当該盤には本盤と同じ作品もおさめられているが、その演奏の違いは明らか。フリッチャイは、作品の本質に鋭く切り込んでいく気迫あふれるアプローチであったが、コチシュは、作品の本質を理解した上で、旋律線を明瞭にわかりやすく、美しく描き出していくもの。私としては、こうしたコチシュのアプローチも、バルトークの演奏様式として、十分に説得力のあるものと考える。ハンガリー出身のヴァイオリニスト、バルナバージュ・ケレメンも、コチシュと一体となって、バルトークの傑作を明瞭に、美しく弾き抜いている点も評価したい。本盤には、2つのラプソディやヴァイオリン協奏曲第2番の異稿を全て収められており、大変貴重と言える。更に素晴らしいのは、SACDマルチチャンネルによる極上の高音質録音であり、バルトークの複雑な曲想を明瞭に紐解いていくというコチシュのアプローチの一助になっている点も見過ごしてはならない。

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