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Puccini (1858-1924)

DVD Madama Butterfly : Minghella, P.Summers / MET Opera, Racette, Zifchak, M.Giordani, etc (2009 Stereo)(2DVD)

Madama Butterfly : Minghella, P.Summers / MET Opera, Racette, Zifchak, M.Giordani, etc (2009 Stereo)(2DVD)

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    アンゲロプロス  |  埼玉県  |  不明  |  20/December/2010

    この公演はNHKで視聴したが、故アンソニー・ミンゲラの演出の良さと、パトリシア・ラセットの歌唱・演技により、このオペラとしては出色の出来と言いたい。付け加えれば、シャープレス役もいいし、ピンカートン役のジョルダーニもこの役には合っていた。 ミンゲラの演出は日本人が見てもさほど違和感を感じない。西洋人から見た日本文化には違いないが、ポネルなどと比較すると、日本文化に対するリスペクトが感じられ好感が持てた。勿論、ミンゲラの遺志を継いだ夫人のキャロリン・チョイによる女性らしい細やかな演技指導も功を奏したのだろうと思う。着物が中国服ではという意見もあるだろうが、舞台上での動きを考慮すると、日本の着物では厳しい。 冒頭、蝶々の化身の舞子が静かに舞う中、突如序曲の演奏が開始されるのもいいし、障子の移動による場面転換、1幕ラストの色彩的な美しさも素晴らしかった。何よりインパクトしていたのは、文楽にヒントを得た操り人形で子供を登場させた事、この人形は3幕冒頭で蝶々としても登場するが、いずれも実の人間が演じるより雄弁な演技を披露し涙を誘っていた。特に通常どおりの人の子供では、演技自体に限界があるため、大きな効果を生んでいたと思う。 蝶々役のラセットは力強い声、細やかな表情により説得力があった。シャープレスも、蝶々に残酷な事実を伝えなければならない苦悩する役どころを雄弁に表現していた。意外性では、ヤモドリも良かった。

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