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Mahler (1860-1911)

SACD Symphony No, 5, : Gergiev / London Symphony Orchestra

Symphony No, 5, : Gergiev / London Symphony Orchestra

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  • ★★★★☆ 

    ダルマ人間  |  茨城県  |  不明  |  21/September/2012

    私は純粋に楽しめたので星5つ…といいたいとこだけどオススメ度の反映と考えるとやはり4つ。ファーストチョイス足りうるかというと二の足を踏んでしまうので。ただ、そもそも溢れかえるほどディスク数が豊富な5番だし、その中でもゲルギエフを買うという時点である程度覚悟、というか予想というのはなされていると思うので「思ってたんと違う」ということはなかなか起こりにくいコンビなのでは。(ただしパブリックイメージとして「爆演指揮者」と言われるゲルギエフでもマーラーではそうともいえないのでは。)さて演奏はもうこれぞ「ゲルギエフ風」で、非常に独特な手指を痙攣させる指揮ぶりが奏功してか(災いしてか)毎度のように拍節感がヌルンヌルンだが、デジタル的に楽想が切り替わる癖のあるマーラーだと逆にこれがじわじわとした景色の変化として感じられ新鮮だ。音楽の運びも(なにかと細部が粘着気質であるとはいえ)全体としてはむしろスルっと流すような部分が多く実際の演奏時間より短く感じられた。ここはさすがに劇場系指揮者らしい仕事。対旋律を浮かび上がらせ、そのヒエラルキーを反転させているような部分もあり、埋もれ気味だった旋律が主役となっていて面白い。もちろん激しいとこは煽るので騒演となるのだが、その根幹が動物的で、(従来の)人間的な感情移入がしにくいマーラーか。暑(苦し)さはあれど意外とドライという一風変わった演奏とも感じる。マリンスキー管では野卑、土俗的すぎるだろうから(ロシア物に適性)ここでのLSOの音色が有り難い。濃厚なマーラーの世界を味わい尽くしたいという人にはおすすめできないが、カンフル剤として面白いのでたまには違うものでも、という人にはオススメ。バービカンホールはたしかにプリプロ的にはアレだがポスプロはケチを付けるほどではなかったかな。最近は録音が演奏会の記録としてシフトしており、レコード芸術的な側面は小さくなりつつある以上、これといった不満はないです。(勿論SACDだからなんでもいいってわけではないのは持っておくべき視点だと思う。)さて全集、安いし買ってみようかな。

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  • ★★★★☆ 

    MISPRISIONER  |  東京都  |  不明  |  31/March/2012

    正直、これは、お世辞にも星5つを与えられるような演奏ではない。それは、バランスが整ってるとか整っていないとかの問題ではない。確かに、この曲は、ともすれば無用に劇的な解釈で演奏されることも多く、なかにはテンシュテット盤のように成功した演奏も少なくない。この演奏に於けるゲルギエフの解釈は、端然として虚飾の無い純音楽的な姿勢で一貫しており、作品に秘められた叙情を開放しているようにも思える。ロンドン響のアンサンブルも緻密で、決然と演奏されていいて、ちょっと聴くと淡白な表情の中に、ジョン・ブル気質とでもいえる粘着性が秘められていて、表情には独自の入念さがある。しかし、である。ゲルギエフの指揮は、作品の構造的な面にはあまり配慮されておらず、幾分音楽が安易な叙情に流れがちになる。全体的にはまずまずの出来ということが言えるが(故に☆は4つ)、この演奏に全面的に共感できる域には達していないのも事実で、造形的にもう一歩踏み込んだ彫琢が欲しいところである。尚、SACDならCDより音が良いと思い込んでいる人がいるが(SACDのレビューにその旨書いている)、録音のサウンドの質は、主にプリ・プロダクション(どのようなホールでどのような機材をどうセッティングして収録したか)とポスト・プロダクション(どのエンジニアがどれだけ時間を掛けてマスタリングしたか)の兼ね合いによって決定されていくものであって、SACDだからCDより音が良いと簡単には言えないのである。まして、DSDで録音されたものであれば、CDであっても従来より十分に質の高いサウンドを期待することができ、入念に作りこまれたCDであれば、作り込みの足りないSACDの音質を凌駕することは可能なのである。殊にLSO Liveは、バービカンの劣悪な音響の下にプロダクトされており、プリ・プロダクションの段階で大きなハンディを追っていることを、忘れてはならない。

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