Symphony No, 7, : Furtwangler / Berlin Philharmonic (1949)(96Hz/24Bit remastering)
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 10/December/2012
フルトヴェングラーのブルックナー7番はHMVでは5種類確認され全てBPOとの収録、内この本盤演奏はフルトヴェングラー63歳の時・・・1949年聴衆なしの放送用モノラル録音分(演奏タイム@19’26A21’02B9’43C11’59)で私も擬似ステレオLPにより馴染んだ盤です。ブルックナーの音楽に対するには全く己を空にして絶対音楽として音そのものを「感ずる」事が「コツ」ということで特に当該曲の第2楽章アダージョにはじっくり耳を傾け味わえる事と続く楽章とのバランスにおいてこのフルトヴェングラー盤は技術的処理CDにより安心出来る更なる秀逸盤となっていることでしょう。版の違いは例えば打楽器の有無とからしいですが聴くサイドは都度対応すれば・・と思っています。本演奏はBPOの素晴らしいアンサンブルをベースに厚みのあるサウンドが往年の抜きん出たBPOの存在感を偲ばせます。特に第1楽章から聴かせる豊潤&芳醇な弦の流れ音にどっぷり浸かる事からこの演奏の鑑賞が始まりましょう。個人的には本演奏で前述第3楽章のダイナミックなリズムの動きは音質の程度を超越してこのスケルツォ楽章に真実味を受け止めました。それと最終楽章の諸テーマを夫々性格付けして緩急濃淡表現に注力して行く過程に私はフルトヴェングラーのスケールを感じ取ると共に当時のBPOの反応力レベルの高さを聴き取った次第です。多分この7番では他のフルトヴェングラー演奏も考慮してもベストなのでは・・・。その他の彼の演奏分の内全楽章収録の代表的なものの演奏タイムをメモしておきますね・・・1951年カイロライブ分@19’03A21’57B9’39C11’38、同年ローマライブ分@19’58A21’33B9’40C11’57・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 05/March/2011
本盤は、フルトヴェングラーの遺産のSACD化シリーズ第2弾の中では、音質改善効果が極めて少ないと言える。第1弾でのベートーヴェンの第2や第8ほどの劣悪な音質ではないが、これらのCDでは、併録の第4や第6が見違えるような高音質になっていたために☆を5つ付けさせていただいた。他方、本盤はブルックナーの第7のみの収録であり、第1弾及び第2弾を通じて、はじめて☆を4つとしたい。残念なのは、マスターテープに起因するものとは思うが、低音があまりにも貧弱で鳴り切っていないということである。これは、ブルックナーの交響曲の録音としては致命的な欠陥であると言える。フルトヴェングラーのブルックナーへのアプローチは、アッチェレランドを随所に施すなど思い切ったテンポの緩急を駆使するというドラマティックなものであり、現代におけるブルックナー演奏においては、時代遅れとも言うべき大時代的な演奏様式だ。しかしながら、ライナーノーツで相場ひろ氏が解説しておられるように、本盤の録音当時には、こうしたドラマティックな演奏様式が一般的であったのであり、必ずしもフルトヴェングラーの演奏が特異なものであったとは言い難い。ただし、このようなドラマティックな演奏は、低音がしっかりと捉えられた鮮明な音質でないと、きわめて軽妙浮薄な演奏に聴こえてしまう危険性が高い。もっとも、高音質ではあっても、フルトヴェングラーの演奏様式の表層だけを模倣したバレンボイムの凡庸な演奏などは論外であるが、フルトヴェングラーの彫の深い演奏を、この程度の音質で味わうには相当に無理があると言うべきである。同時期の録音である第8の方は、今般のSACD化によってきわめて良好な音質に生まれ変わったことに鑑みれば、きわめて残念であるというほかはない。いずれにしても、既発売のCDと比較すると、若干は音質の向上効果は見られるところであり、フルトヴェングラーのドラマティックな名演を、不十分ながら、これまでよりは良好な音質で味わうことができることについては一定の評価をしておきたい。2 people agree with this review
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