Complete Symphonies : Maazel / Bavarian Radio Symphony Orchestra (11CD)
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Gonta | 香川県 | 不明 | 29/November/2010
マゼールには,ピッツバーグのシベリウスが,なんだか無機質な感じがして,失望感があったのですが,このブルックナーは,ウィーン・フィルとのマーラーの有機性?を連想させるような感じで,買って正解でした。ヴァントのケルンの全集の第4番と少し聞き比べたのですが,ヴァントが小気味よいテンポで進めているところ,マゼールはゆったりと進んでゆきます。チェリビダッケとはまた違うゆったり感ですが,私はこの感じ,とても好きになりそうです。1 people agree with this review
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SeaCrow | 東京都 | 不明 | 27/November/2010
意外とまとも、というのが第一印象。ただ、第8番の第3楽章クライマックスで大風呂敷を広げたり、一部でマゼールらしいデフォルメもみられます。オケの精度は非常に高く、ライブ一発録りとは思えないほどで(ゲネプロの音を混ぜたりしているのかもしれませんが)、技術的な面の不満はほとんどありません。録音はやや低域の量感不足で、ブルックナーらしい厚みに欠けるのが残念。この指揮者とオケなら、現場ではもっと重厚な音が鳴っていたと想像されるのですが…。全曲で演奏後の拍手が入ります。フライング拍手がないのはありがたいところ。0 people agree with this review
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安曇野のカラヤン | 長野県 | 不明 | 24/November/2010
まだ第5番の第四楽章のみ聴いたところですが、チェリビダッケほどではないにしてもゆっくりとしたテンポで、第四楽章のコーダは手に汗握るというか力が入る演奏だ。これでけ遅くなると金管楽器もばててしまうかと思いきや、さすがバイエルン放送交響楽団のアンサンブルはゆるぎない。賛否両論に別れそうなディスクですが、全集で6000円を切っているというのはお値打ちでしょう。因みに、録音も臨場感があって非常に良いと思います。終演後には拍手入りなのも私の好みです。1 people agree with this review
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