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Ifukube Akira (1914-2006)

CD Akira Ifukube Arctic Forest, Shiro Fukai Cantata : Tetsuji Honna / Orchestra Nipponica

Akira Ifukube Arctic Forest, Shiro Fukai Cantata : Tetsuji Honna / Orchestra Nipponica

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    クールアイランド  |  東京都  |  不明  |  15/July/2012

    生前はよく電話でお話させていただいていました。一ファンに過ぎない私をしっかり覚えていて下さり、調子に乗って「寒帯林はどうなっているんですか?」と伺ってみたところ、「NHKが番組を作りたいから中国へ行ってくれないかと言われて閉口しているけれど、実はこっそりやっているんだ。」とおっしゃっておられましたので、楽しみに待っていましたが、帰らぬ人となられて残念に思っていました。ようやく再演されたこの曲は、アナーキスト大杉栄を殺して満州に渡った甘粕正彦からの要請で、満州を旅したときの印象をもとに作曲されたものです。伊福部先生にしては珍しく、第一楽章は静かな旋律が長く続きます。甘粕大尉へのレクイエムのようにも感じられます。気のせいか亡くなられてから人気も落ち着いてしまったようで、余計に寂しさが募ります。合掌。

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    GTR  |  長野県  |  不明  |  20/April/2011

    2010年8月8日日比谷公会堂で行われたライヴ盤。何といっても65年ぶりに蘇演された伊福部先生の「寒帯林」がメインプログラム、演奏会当日の体感気温は35℃を超えていたが、白熱した演奏はそれを上回る勢いだった。戦争中先生は戦時色の強い作品を書かれているが、本作品はその色は弱い。第1楽章は先生お得意のオスティナートだ約14分繰り返され、第2楽章では木曾節を思わせる木こり歌が大管弦楽で演奏される。先生はこの作品の蘇演を快く思っていなかったようだが、翌年の映画「銀嶺の果て」でも流用させている所を見るとかなり愛着を持っていたのではないか。当日のコンサートを体験された方には当盤で再びあの時の感動を呼び覚ませていただき、初見の方には是非オーディオの音量を大きめにして聞いてもらいたい。近年、急速に未演奏、未録音の伊福部作品が蘇演されることは喜びに堪えない。

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  04/December/2010

    2010年8月8日のライヴ録音(CDには明確にライヴ録音との明記はないが、拍手が入っているのでライヴで間違いない) 伊福部の寒帯林は長い間、演奏困難と言われた作品で、今回は作曲家の遺品から見つかったスコアを使用している。 作品は伊福部節全開と言った所で、ちらっとゴジラのテーマが出てきた時には思わず驚いた。 深井史郎の平和の祈りは、R.シュトラウス風の出だしから始まる、全5部からなる作品で、聴けば非常に力を込めて書かれた作品である事が分かる。 作品としては、こちらのほうが充実していて傑作と言っても良いと思う。 どちらの曲も演奏は作品の真価を伝えてくれる名演だと思います。 録音はライヴ録音として見ればまぁ良いレベルでしょうか。

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