"I Puritani : Pier'alli, Mariotti / Teatro Comunale di Bologna, Florez, Machaidze, D'Arcangelo, etc (2009 Stereo)(2DVD)"
Showing 1 - 3 of 3 items
-
静流 | 福岡県 | 不明 | 23/August/2011
マチャイゼを聴くのは初めてでしたが、容姿、歌、演技ともにエルヴィーラに合っていて、将来が楽しみな歌手だと思いました。第一幕のポロネーズや狂乱の場などちゃんと歌いこなしたうえで、相応しい演技をしています。 フーローレスはのベル・カントは完璧と言っていいのではないでしょうか。第一幕の“A te o cara”では、このオペラを聴く醍醐味を味あわせてせてくれます。 ダルカンジェロもいつもどおり素晴らしい歌と演技。 演出はオーソドックスなものです。ベル・カントを、ベッリーニを堪能できるディスクだと思います。勿論、二人は高音でも期待に応えてくれています。第三幕では「ブラヴィ!!」が客席から飛び交っています。2 people agree with this review
-
感傷詩人 | 岐阜県 | 不明 | 10/March/2011
フローレスの輝きは期待通りのものであった。ベルカントである以上エルヴィーラには、柔らかでかつしなやかな文字通り花びらが舞うようなフィオリアを唱って欲しい。マチャイゼの声質では少し無理があるように思える。今どきのヴィジュアル重視路線にはどうも賛同しかねる。リッカルド役のヴィヴィアーニは初めて聞いたが、艶のあるよい声でありとても気に入った。0 people agree with this review
-
ron | 沖縄県 | 不明 | 30/January/2011
今年の9月に来日するボローニャ歌劇場の『清教徒』に行く予定なので、その予習用として購入しました。 まずは、歌手陣について。これはもうフローレスの独壇場です。伸びやかでパワフル、そして端正な歌声は正統派ベルカント歌いの面目躍如たるものです。「A te o cara」でのロマンチックな表現はさすがですが、特に出色なのは「credeasi misera」でしょう。パヴァロッティら先輩歌手が歌ったような最高音を使わずに歌いながらも、心に残る歌唱ができるのはスターの証です。相手役のマチャイゼは、今話題の歌手と言うことで見るのが楽しみでしたが、狂乱の場での歌唱は、中々です。まだ若いということもあって、デヴィーアやサザーランドのようなエキスパートとは比較できませんが、ぜひ伸びていってほしい歌手だと思います。 映像については、中々こったカメラワークで見飽きません。日本語字幕はないのが残念ですが、今手に入る『清教徒』のDVDとしては良い品質だと思います。2 people agree with this review
Showing 1 - 3 of 3 items