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joe | 宮城県 | 不明 | 10/November/2010
思うに、この人のスタンスは片足をニカ系ダンスクラブミュージックに置き、もう片方の足は「現代音楽」に置いているのだろう。先日リリースされた「マーラー交響曲10番リ・コンポーズド」でも感じたことだが、この人の作曲に対するアプローチは、60年代以降の現代音楽で実験されてきた方法を、POPミュージックに応用しているように感じてならない。「あるクラブで展開される一晩の出来事を音にした」とあるが、フロア・入り口・セキュリティー・客・トイレ・送迎タクシーにまでマイクを設置し、そこで得た音を素材にウネウネとしたミニマルで、馴染むまでにそれなりの我慢と聴く回数を重ねることが求められる=糖度の低いテクノ系音響が繰り広げられている。ミュージックコンクレート(具象・具体音楽)の手法である。じゃあ、それが功を奏しているのか?と問われれば・・「?」と言うのが私の本音。今は無きレフトフィールドという、これまた糖度の低い,BUT かなり過激な音を作っていたグループを思い出してしまう。この盤の制作意義を「コマーシャリズムに支配された現在のクラブに対するアンチテーゼ」とマシューは語る。冠スポンサー付きのクラブやイベントは、洗脳の場と考えているのだろう。しかし・・これで笑顔でハッピーに踊れるのか?(笑顔でハッピーに踊ることすらもコマーシャリズムの洗脳なのだろうか?)鬱々・・・1 people agree with this review
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