Barbirolli / Nyp 1959 Concerts-brahms, Elgar, Haydn, Mahler, Holst, Vaughan-williams
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じゃいん | 東京都 | 不明 | 23/January/2018
クラシック界に数多あるいかがわしい風聞の中でも、とくに不愉快なのが「トスカニーニ退任後、バーンスタインの就任までNYPは暗黒期を迎えた」だの、「バルビローリはNYPとの不幸な関係を7年で切り上げざるを得なかった」だのといった「でたらめ」の言説だ。 結局、バルビローリ(とミトロプーロス)を貶める批評の大半は、トスカニーニの取り巻き評論家による組織的で低劣な「叩き」が生み出した偽りの神話に過ぎなかったことが、現在では明らかになっている。にもかかわらず、文献主義に頼らざるを得なかった昭和日本の御用マスコミによる「引き写し」が、いまだに幅を利かせているというのが現状なのだ。そんな妄言、今や数多く発売されている両者の遺した「音の証拠」を一枚でも耳にすれば、一発で否定できるはずなのだが。 本CDは、退任後17年ぶりにNYPに里帰り(?)したバルビローリによる貴重なコンサートの記録である。ライナーノーツによれば、バルビローリ在任時はトスカニーニ時代より客入りも収益も上がっていて、評判も上々だったとのこと。退任の経緯も、戦時下の市民権獲得を嫌ったバルビローリが、ハレ管のオファーに飛びついたというのが真相らしい。退任コンサートではえんえん拍手が続いたあとオケと聴衆皆でAuld Lang Syneを唄ったという。彼は、間違いなくオケからも聴衆からも愛されていた指揮者だったのである。 本CDの公演でも、楽団員はサー・ジョンを暖かく迎え、いたく感激させたという。オケメンがいかに彼の帰還を歓迎し、全力でそれに応えたかは、余すところなくこの四枚組に刻印されている。とにかく収録されている楽曲のすべてが素晴らしい。 とくに、ブラームスのVn協奏曲はオールタイム・ベスト級の超絶名演。ロマンティックで気宇壮大なバルビローリとオケのサポートぶりもさることながら、不世出の天才ヴァイオリニスト、バール・セノフスキーの神技を堪能できる。ハイフェッツばりの技巧とピッチの安定感、シェリングにも似た高潔で厳格な構築美。これだけのすぐれたヴァイオリニストが。現在およそ忘れさられてしまっているというのは一体どういうことか。 エルガーの「ゲロンティアスの夢」も、仕上がりはハレ管とのセッションのほうがいいかもしれないが、演奏の熱気は間違いなくこちらが上だと思う。 マーラーの一番がまた圧巻。コーダのめくるめく高揚感は、ミトロプーロス/NYP、バーンスタイン/ACOに匹敵するだろう。その他、セッション録音の存在しないホルストの「惑星」も、抜粋ながら、バルビローリ節炸裂の快演である。少々値のはるセットだが、この指揮者(およびセノフスキー)を愛する人間なら必携のアイテムだと思う。1 people agree with this review
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guinness | 神奈川県 | 不明 | 05/June/2011
コメント1: 海ものとも山のものとも思えたが高かったかが、ついに買ってしまった。 勿論目当ては有名であるMahler Sym.No1/Nypとのライブ10.jan.1959 カーネギーホール。これは全米に流された演奏で、会場にはアルマ・マーラーも聴きに来ていた。 演奏は緩急つけた素晴らしい内容でNYPもかつてのボスの指揮に懸命に答えている。 他の物のコメントは今後。。。。 録音は★3つです、★5つは、演奏に喜んで捧げたい。0 people agree with this review
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