Chopin (1810-1849)

SACD Etudes : Takako Takahashi

Etudes : Takako Takahashi

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    Рах  |  東京都  |  不明  |  17/October/2010

    技術的にも指が大変良く廻り、何よりも爽快感に漲溢した演奏になっている。演奏技術レベルの高さが如実に掴める一枚。10-1の琵音も快速且つ力強く、この華奢な痩躯からこんなに堂々とした演奏が聞けるのかと驚いた。10-1、10-4、10-8あたりの快速系はお見事と云った感じである。10-11、25-1、25-7あたりの旋律の歌わせ方も甘美で非常に良い。難曲の25-6の3度も安定感があり、見通しがすっきりしていて良い。高橋多佳子は約20年ほど前にも単品でopus10-1と25-6を録音しており、両曲は彼女の十八番であることが窺える。 日本人女性のChopin Etudes全曲盤で同様に素晴らしい、小山実稚恵、伊藤恵、海老彰子らと一緒に是非持っておきたい一枚である。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  04/September/2010

    かつて発売されていた「ショパンの旅路」からエチュード集を抜粋し、SACD化したものであるが、演奏内容、音質ともに高水準のCDと高く評価したい。本年は、ショパンの生誕200年ということもあって、数々の新録音が発売されるとともに、既発売CDの再発売も数多く行われた。この秋には、ポリーニのSHM−CD盤も発売されるようである。それだけに、ショパンの数々の演奏を聴き比べる環境が整った恵まれた一年と言える。私も、予算とのにらみ合いの中で、できるだけ数多くのCDを拝聴してきたが、本盤の高橋のエチュード集も、それらの数多くのCDの中でも、十分に存在感を発揮しているように思う。エチュード集は、単なる練習曲ではなく、弾きこなすには相当な技量が必要であるが、高橋の演奏は、技術偏重の演奏ではない。もちろん、ショパン国際コンクール入賞者ならではの技量はベースにあるのだが、むしろ内容重視。どの曲をとっても、高橋の同曲にかける愛情と、女流ピアニストならではの繊細さに満ち溢れており、それでいて、一本芯の取った、何者にも揺るがされることにない力強さが漲っていると言える。いい意味でバランスの取れた名演と言えるのではないだろうか。SACD化による高音質も、本盤の価値を大いに高めることに貢献している。

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