Ravel (1875-1937)

Hi Quality CD Piano Works Vol.2: Francois

Piano Works Vol.2: Francois

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  22/January/2011

    ラヴェルのピアノ独奏曲をこれほどまでに詩情豊かに弾いた例は他にあったであろうか。フランソワは、自らの感性のおもむくままに、自由奔放に弾いている印象を受ける。いわゆる崩して弾いているというものであり、思い切ったテンポ設定や強弱の変化など、下手をすれば、楽曲の全体像を崩してしまいかねないような即興的な表現を垣間見せている。ところが、出てきた音楽のフランス風のエスプリ漂う瀟洒な味わいが、そのような危険に陥ることを回避し、それこそ、前述のような詩情豊かな音楽が構築されているのだ。これは、正にフランソワの天賦の才能と言うべきであり、天性のラヴェル弾きと評しても過言ではあるまい。第1集と同様に、どの曲をとっても詩情の塊のような素晴らしい名演揃いであるが、特に感動的なのは鏡の5曲であろう。ラヴェルの華麗なオーケストレーションを思わせるような色彩感溢れる各曲を、フランソワは、詩情豊かな絶妙なピアニズムで弾き抜いて行く。各曲の描き分けも完璧であり、ピアノ独奏版としては、最高の名演と言ってもいいのではないか。4手のためのマ・メール・ロウも、バルビゼとの相性が抜群であり、その優美で繊細な抒情美には出色のものがある。HQCD化によって、フランソワのピアノタッチがより鮮明に再現されている点も素晴らしい。

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