Lyric Pieces: 舘野泉
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 31/October/2010
グリーグの抒情小曲集は、メンデルスゾーンの無言歌集と並んで、ロマン派の二大名小品集と言えるだろう。グリーグが、ほぼ生涯にわたって作曲し続けた全10集、計66曲にも及ぶ荘大な小品集であるが、どの作品にも、北欧の大自然を彷彿とさせる美しい抒情に満ち溢れており、グリーグの巧みな作曲技法の下、珠玉の芸術作品に仕上がっていると言える。本盤が特徴的なのは、有名な小曲を抜粋するのではなく、作品集を抜粋したところにある。いずれも、北欧のピアノ音楽のスペシャリストである舘野泉ならではの名演であるが、抒情小曲集の中でも最高傑作との呼び声の高い第5集は、特に圧巻の出来栄えだ。羊飼いの少年の抒情はなんとも美しいし、ノルウェイ農民の行進曲は、あたかも眼前に、短い夏を終え収穫期を迎えた北欧の農民による秋祭りが行われているかのような、力強くも喜び見満ち溢れた表情を見せる。小人の行進のリズミカルな動きも、卓越した技量も相まって、至高の超名演と言える。締めくくりの鐘の音の憂いに満ちた抒情は、これぞグリーグとも言うべき至純の芸術性を湛えていると言える。全曲の中で最もスケールの大きいトロルドハウゲンの婚礼の日も、緩急自在のテンポ設定を駆使した演出の巧さが光る名演だ。HQCD化によって、音質がより一層鮮明になったのも素晴らしい。2 people agree with this review
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