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Mahler (1860-1911)

CD "Sym, 9, : Bernstein / Concertgebouw O"

"Sym, 9, : Bernstein / Concertgebouw O"

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  • ★★★★☆ 

    さすらうけど歌えない若人  |  和歌山県  |  不明  |  24/February/2011

    バーンスタインのマーラーについては既に語り尽くされたものだろう。この演奏もまた然りで。専らBPOと並んでマーラー8番の名演奏として語り継がれている。 私自身、カラヤン盤、バルビローリ盤、アバド盤(新録)など数多く聞いてきたが、やはり最終的にはこの演奏をベストに推したい。 マーラーと一体化したような心情の吐露と平行して、この交響曲が持つ古典的な交響曲への回帰という意味合いでの構成感も備わった演奏はこれしかないと思う。そしてバーンスタインはこの曲からネガティブな感情だけでなく、希望を併せ持った表現を導き出していることも評価を揺るぎないものにしているのだと思う。 ただここで私が星3つにしたのは、『この演奏はバーンスタインの演奏の究極』ではないと思うからだ。 ライヴレコーディングと銘打っておきながら、各演奏会(リハーサル含む)の切り貼りによって無意味に完成度をあげようとしている点もそうだが、何よりもコンセルトヘボウの音が暖色過ぎるのだ。 これは第4楽章冒頭を聴けば瞭然で、やはりこの交響曲にはそぐわない感じがする。 バーンスタインのマーラーの最高の演奏はやはり来日公演のIPOとの演奏だと思う。私は海賊版でこの演奏を聴く機会があったのだが、解釈自体はコンセルトヘボウ盤と大差ないのだが、音がやはり違う。すべての楽章においてコンセルトヘボウ盤が霞んでしまうほどだ。もし叶うのならば商品化して欲しいものである。 マーラー9番のディスコグラフィーが大きく変動するだろうに。

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