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Mahler (1860-1911)

SACD Des Knaben Wunderhorn: Stenz / Gurzenich O Oelze Volle

Des Knaben Wunderhorn: Stenz / Gurzenich O Oelze Volle

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  11/August/2010

    11月にはN響に客演して2番(復活)を振るので、日本でもシュテンツの指揮が見られるが、輸入販売元はこの指揮者の「売り方」を考え直した方がいいのではないか。派手な大立ち回りを演ずるタイプではないとしても、若手らしくシャープな感性の持ち主で、ドイツ伝統の楽長タイプではもはやない。「埋もれた」声部を巧みに浮き立たせる彼の手腕の冴えは、マーラーとしては比較的オーケストレーションが薄い4番やこの「角笛」歌曲集で良く聴くことができる。エルツェはヴェーベルン歌曲集(DG)と1999年グラインドボーンでのメリザンド役以来のファン。さすがにちょっと老けたが、歌い回しはまだまだ魅力的。フォレはニュートラルな歌曲歌いの声ではないが、この曲集ではオペラティックな歌い方も悪くない。曲の配列も指揮者が決めたものと思われるが、「原光」を「歩哨の夜の歌」の次に持ってくるとは、実にうまい。「死んだ鼓手」「浮き世の暮らし」「天上の生活」と続く最後の3曲は痛烈だ。

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