State Cows
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ねずみ | 山口県 | 不明 | 14/January/2012
アニマル梯団の乗ったオンボロのスポーツカーが疾走するのは、乾期のサバンナではなく、夜明けの”New York Town”。北欧産 AOR がお手本にしている(と思われる)Steely Dan の匂いがあちこちに感じられる、クールでスノッブな世界観が全編に描かれています。 彼らよりも Steely Dan サウンドにどっぷりと浸かっている2人組の Smooth Reunion よりも、ロック寄りのナンバーが多いように思います。ブラスの使い方もそうですが、さり気に脇を固めるのではなく、グイグイと押してくるのです。 メロディーもストレートに伝わって来るものばかりなのですが、例えば「Looney Gunman」の後半の展開などは、Boz Scaggs が「Lido Shuffle」で聞かせた豪奢なシンセサイザー・パートと Steely Dan が「Aja」で魅せた後半のブラス展開をミックスしたような仕掛けが用意されていたりします。 しかし、どんなに迷走しても、ラストは『Gaucho』の頃のグラマラスで滑らかなサウンドに戻って来るところに、個人的な賛辞を贈りたいと思います。1 people agree with this review
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