GIULINI/LAPO GIULINI IN AMERICA VOL.1
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 01/February/2012
HMVレビューにあります様にジュリーニがロサンゼルス・フィル音楽監督時代1978年(ジュリーニ64歳頃)から1981年にかけてDGにセッション録音した6枚組物で全体じっくりとしてやや明るめな演奏・・・(と価格の点でも)ジュリーニ・ファンには魅力的ですね。私が聴いた曲でかつてレビューしたものを転載させていただきましょう。CD4ブラームス交響曲第2番→1980年に録音したブラームス交響曲第2番は彼の体質に比較的合った曲?だけに名演となっております。先ず演奏タイムから紹介しますと@22’31A10’41B5’42C9’45となっております。第1楽章ゆっくりと、まろやかに出ます。憂愁をたたえたメロディから充分踏まえた上で次のステップへ。途中橋渡しの処ではいろんな音が錯綜して面白いです。LAPOの美しい弦も特徴で時にはゆったり持って回った様な表現はジュリーニ節そのもの・・・。最後はやはり穏やかに終わります。この楽章は反復を入れてますので前述の様にタイム的には長くなつています。第2楽章田園風景か憂愁な田畑風景を見渡す雰囲気でそのなだらかさがなんとも言えぬジュリーニの世界!続く舞曲じみた楽章は美しい小品であります。最終楽章はメリハリつける処はきっちりつけてしかし慌てず大きな息使いで進みます。時にはダレる寸前なのですが中々どうして落ちません。そして最終コーナーは次第に気分高揚させて割りとスピードアップでクライマックスへ・・・。彼のブラームス交響曲第2番の他の録音演奏には1962年PHOを振った物(タイム@16’10A10’17B5’36C9’47)及び1991年VPOを振った物(同@18’00A12’20B6’02C11’05)があります。次にCD5チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」→ジュリーニは悲愴交響曲を本盤演奏遡ること21年前の1959年(ジュリーニ45歳の頃)にPHOを振って録音しております、その時のタイムを参考までにメモしておきますと@20’27A7’16B8’45C10’41となっており第1楽章の連綿さと第2楽章の簡素さがタイム上は特徴で結構個性的だったのかもしれません。ところが1980年録った本演奏は@18’41A8’08B9’25C10’11とやや中庸・無難に納めた様です。第1楽章前半の詠嘆は執拗ではなく偶に弦を引っ張る処にレガートを咬ましています。後半詰めでは比較的長めに奏しティンパニーも適度に効かせます。しかし何処かドラマチックな掘り下げがサラッとし過ぎLAPOが米国オーケストラである事の証しかもしれません。第2楽章は先の続きでメリハリがこの楽章に結構付きまとい勝ちな甘臭さを微塵も感じさせません。録音の明晰さが粗も見え隠れさせ面白いですね。第3楽章瞬間野趣的な音を出してしまいますが全奏マーチに入る前の管楽器、ティンパニーが轟く一方少し弦が弱いのは迫力的に・・・?。第4楽章も一応抉りもありますが悲愴そのものとは少し異なりドライさ、スッキリさがありジュリーニの過度な歌いもセーブされております。結局全体タイム同様中庸で一ひねりが欲しかったですね。他の曲についてはデータだけメモさせていただきますね。CD1→1978年ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」@20’33A17’23B6’33C13’03、1981年シューマン「マンフレッド」13’38、CD2→1980年ベートーヴェン交響曲第5番「運命」@7’25A11’24B5’33C12’11、1979年ベートーヴェン交響曲第6番「田園」@10’36A13’26B5’33C3’59D10’44 、CD3→1981年ブラームス交響曲第1番@19’01A10’33B5’09C18’36、CD5→1981年シューマン交響曲第3番「ライン」@10’42A6’27B5’30C5’29D5750 、CD6→ 1979年ドビュッシー「海」@9’26A7’19B8’47、ラヴェル「マ・メール・ロワ」18’13、「スペイン狂詩曲」16’10 。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1 people agree with this review
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