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Mahler (1860-1911)

CD Symphony No, 9, : Salonen / Philharmonia Orchestra

Symphony No, 9, : Salonen / Philharmonia Orchestra

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  10/September/2012

    マーラーの9番には、バーンスタインの超ド級の演奏、一方、実にクールなブーレーズ等、何でもやっちゃうマゼールなどの盤など、数多の演奏が存在していて、これからの指揮者が、この曲を録音していくのは、並大抵のことではない。そんな事、全く気にしないで、一期一会の演奏を、名刺代わりに自らのマーラー9番を、繰り広げた俊英。これからの時代の、否、現在のクラシック音楽を担うサロネンは、遂に首席指揮者となったフィルハーモニアと、自らの持ったるものを、交響曲史上の頂点をなすこの曲で、自らの独自な音楽特性を十全に披露し、サロネンらしく精緻に、流麗、混沌も明確に、ライヴならではの高揚感と緊張感、特に悲嘆、恐怖、諦観の深い4楽章の慟哭など、見事な感動を発して、演奏しています。遅くない、粘っこくもないので、CD1枚に収まり、見事、計算されたものと、交響曲史、人生の終わりを告げる音楽を、熱く、真摯に刻み込んだ名演奏。フィルハーモニアは、ハードスケジュールオケだけど、首席指揮者に、間違いは、起こさない。’13年冬の来日公演は、ベートーヴェン、ハルサイ、シベリウス、マーラー1番等。あの、豪快な指揮姿が、目に浮かぶ。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  03/February/2011

     流石、サロネン、フィルハーモニア、好調なのは2010年の来日公演でも証明済みですが、交響曲史の極致たるこの曲でも、明確、明快、こんなところで鐘なんか使われてたのかと、知らしめてくれました(ウィーンフィルとの公演が実現しなかったのは、残念)。意外や、4楽章は、じっくり、旋律を歌わせ、マーラーの慟哭を見事、表現しています、ライヴでは、やはり、燃焼、気持ちの入った演奏をする人です。

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  • ★★★★☆ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  06/July/2010

    なかなか評価の難しい演奏。第1楽章のクライマックス、序奏のリズム・モティーフがトロンボーンの最強奏で戻ってくる、いわゆる「死の打撃」部分の打楽器の扱いなどは、なるほど目からウロコの見事な楽譜の読みだ。しかし過度な情緒的のめりこみを排して、緩みのない速めのテンポで進められる両端楽章、リズミックな推進力とポリフォニックな多声様式を両立させた中間楽章、いずれも水準以上の出来だとは思うのだが、これまでのサロネンの仕事ぶりを知る者としては、彼ならもっとやれる、もう一押しが足らないという印象もまた禁じ得ない。この今一つの食い足らなさがオケのせいなのかどうかは、今秋のウィーン・フィルとの来日公演で明らかになるだろう。

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