Sym, 9, : G.wand / Berlin Deutsches So
Customer Reviews
-




(1 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts) -




(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-




つよしくん | 東京都 | 不明 | 24/July/2010
昨年発売されたミュンヘン・フィルとの名演の1カ月後の録音である。演奏の性格は殆ど同じであり、あとは、オーケストラの音色とコンサートホールの音響だけの違いと言える。ミュンヘン・フィルは、南ドイツならではのやや温かみのある柔和な音色が持ち味であるが、力量のある指揮者に恵まれた時のベルリン・ドイツ交響楽団は、ベルリン・フィルに匹敵するような重心の低い深みのある音色を出す。本盤の名演はその最たるものであり、これほどの次元の高い演奏になると、あとは好みの問題と言えるだろう。本盤の数年後に、ヴァントは、ベルリン・フィルと同曲をライブ録音しているが、演奏の内容に(オーケストラの力量も含めて)差は殆ど見られない。シューベルトの第9は、ベートーヴェンによって確立された交響曲の形式を、その後のブルックナーの交響曲を予見させるまでに昇華させた傑作交響曲であるが、ブルックナーを得意としたヴァントの第9は、正に、ブルックナーの交響曲を思わせるような荘厳さを湛えている。眼光紙背に徹したスコアリーディングをベースに、全体の厳しい造型を堅持し、重厚にして剛毅な演奏を行っている。それでいて、第2楽章の中間部などの抒情も高踏的な美しさを保っており、剛柔のバランスのとれた至高の名演と高く評価したい。5 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items
