Symphonies Nos, 4, 5, 6, : Kazuhiro Koizumu / Century Orchestra Osaka (3CD)
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 15/May/2015
甘口のブルックナーで、耳あたりはミルクティーのように心地よい。いわゆる『最高の解釈』ちは言えないが、ブルックナーからぬ視点でこれほどまで聴き応えのある演奏に接したのは初めての体験だ。この3曲しか聴いていないので、「小泉&大阪センチュリーは、長調のブルックナーに向いている」と、つい言ってしまいたくなるくらい「陽性ブルックナー」というのが全体をとおしての印象。批評家の誰かが、「ブルックナーを絵画で表現するならフリードリヒ」。と書いていたが、これらの3曲に関して言えば、むしろセガンティーニを思わせる。3 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 03/July/2013
さてこれも興味津々で聴きました。総じて、なかなか結構な出来栄えかと存じます。編成が大きくないといふところをどのように考えるか、つまり大きさや広がりの不足をハンデととって何らかの「克服」策を講じてその工夫を売りとするか、あるいは曲の特徴をうまく表現するためにむしろ「利点」とみてこれまでにないブルックナーを聴かせるか、どちらかかなと思いましたが、どっちでもなく、特別なことは何もしないという感じです。テンポもバランスもまっとうなもので、表情付けや楽器のバランスも含めて、変な細工は一切なし。一番よかったのは第6番。この曲は大オーケストラが咆哮すると何とも野卑でいやになりますが(典型はカラヤン)、抒情味を大切にして自然体で臨むと、このディスクのように滋味深いいい感じとなります。美しい出来栄えで結構でしょう。続いては第5番がよいかと思います。弦にはちょっと弱さが感じられ、管には音色の美感が欠けていますが、コンパクトはコンパクトなりにうまくまとまったと言えましょう。なかなかの迫力にて、全曲の完結感もあります。第4番はいささか不満。特に管楽器の個人技が今一つで、どこか落ち着いて聴くことができません。また、曲の持つ弱さを補うだけの工夫も足りないですかね。ややだれているかもしれません。ま、以上のような印象です。録音は良好。トータルは、「よくやってるんぢゃないの」といふところです。オケの将来は、特に財務の面で厳しいでしょうけれど(大阪は府も市もホントにクズを長に選んだものだ)、いい音楽を奏でて地味にファンの支持を集めていくほかありません。がんばって!!3 people agree with this review
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 20/July/2010
オケの規模は小さいが、軽量級という感じはしない。だが、引きずらないブルックナーで、戦後の重厚長大路線に慣れていると、ちょっと物足らないと思うかもしれない。5番はちょっとその感が強いが、4番、6番はうまくいってると思う。特に6番はよく、朝比奈のような武骨さはないが、スマートに音楽が流れており、このセットでは一番出来がよいと思う。録音もしっかりしている。小泉は以前からブルックナーを頻繁に振っているが、この際、0〜2番をやって出してほしい。ずいぶん前、東京シティフィルだったかで1番をやったのをFMが放送したので、録音してずいぶん聞いた。7〜9番となると、どうなるのかなんとなく想像がつくから、初期のを出してほしい。4 people agree with this review
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るのー | 北海道 | 不明 | 01/July/2010
日本のオケという枠にとどまらない素晴らしい演奏だ、と薦められて手に取った。そのとおり、日本のオケはどうも駄目だ、などと思っている方に是非聴いていただきたい、すばらしい演奏。ブルックナーはこうでなければならん、などという固定観念はひとまず横に置いて、虚心にその響きに身を浸してみてほしい。第4番の第1楽章、速めのテンポで歌うように進んでいく。ブルックナーを聴いていて「気持ちいい」と感じたのは初めてだ。一見凡庸のように聞こえるかもしれないが、あらゆるところに新鮮な響き、新しい発見がちりばめられている。大阪センチュリーの皆さんが、指揮者と一体となって、「音楽する」喜びをもって演奏している、そんな気持ちが伝わってくる。 さて、6番が最高というのは分かる。第6番の深み、充実ぶりはすばらしい。約半年ずつの間隔を置いて番号順に録音された3曲。第6番は今年2月の最新録音だ。わずか一年足らずの録音のあいだにも、このオケは成長を遂げているのだとわかる。しかし、それはあくまでハイレベルな次元での成長であって、第4・第5が劣るとか駄目だとかいう問題では決してない。先述のとおり「歌うような」その演奏の性格が、ブルックナーの音楽を宗教性を帯びた厳格なものとして信奉する向きには合わないのかもしれないが、3曲のいずれもが、あらためて音楽の楽しさを教えてくれる、個性的で新鮮な演奏。管も弦も美しく調和していて、技量的にもなんら不足がない。演奏の意図を、意味を問うならば、ここに聴こえるその美しさが、そしてこの楽しさこそが、この指揮者とオケが3曲を演奏した意味のすべてではないだろうか。 「上から目線」ではなく、音楽を愛する者として、素晴らしい音楽をくれた小泉さんと大阪センチュリーの皆さんに感謝しつつ、今日も素敵なブルックナーに酔いしれたい。そして、こういう素晴らしい演奏家さんやオーケストラが日本においてもこれからも育ち、ずっと続いていくよう、心から応援したいと思う。7 people agree with this review
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古物好き | 大阪府 | 不明 | 30/June/2010
驚くべきブルックナー演奏!しなやかかつたくましくどこにも破綻がない。全体の俯瞰と細部のバランスも全く問題無し。キリスト教に無縁な大阪という所にあるオケが一見ブルックナーとは資質が水と油の指揮者とこんな演奏が出来ると誰が予測し得よう。いやぁ〜全くまいってしまいましたよ。この演奏聴いて正直ヨッフムもヴァントもチェリもとびかけているのですがどういたしましょう。朝比奈さんも安心して成仏願えます。今の段階ではブルックナースタンダードはベルリンでもウィーンでもなく間違いなく大阪に、小泉さんとセンチュリーにある。私はオケの関係者ではさらさらないが、だまされたと思ってCD買ってやって下さい。大満足間違いなし。橋下さんもこのCD聴いて補助金ストップそく中止して下さい。小生も微力ながら個人会員になろうかな。我が大阪が世界に誇るにたるCDだ。7 people agree with this review
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恐怖のタヌキ男 | 不明 | 不明 | 30/June/2010
かつてのブルックナーのメッカ、大阪で、大阪フィルではなく、センチュリーを指揮しての小泉和裕のブルックナーで、4番は作品の浅さが出ていると思われましたが、5,6番はなかなかいい、2管編成のセンチュリーを指揮して、小泉、素朴でシンプルなブルックナーを展開しています。特に5番の原始霧の雰囲気と、6番の躍動感が魅力的で、このコンビで7,8,9番を聴いてみたいと思いました。3 people agree with this review
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