Carmen: Eyre Nezet-seguin / Met Opera Garanca Frittoli Alagna Kwiecien
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静流 | 福岡県 | 不明 | 14/August/2011
ガランチャはダンスも含め、カルメンを好演。アラーニャもこの役は慣れているようで、恋する男の弱さをよく表現していた。第四幕では怖ささえも。 フリットリのミカエラは流石で、とても雄弁で素晴らしく、存在感があった。 ネゼ=セガンの指揮もメリハリが利いていて、よい。 エアの演出はオーソドックスながらも、前奏曲や間奏曲に、カルメンとホセの関係を象徴するような踊りを入れるなどの工夫があり、楽しめた。特に、第三幕の前奏曲での踊りでは、オペラ中では残念ながら登場しない、カルメンとホセの幸せなひとときを表現しているようで、心打たれた。 ただ全体的に、2006年のコヴェント・ガーデンの『カルメン』を観たあとだと、緊迫感が今一つに感じてしまった。2 people agree with this review
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ジャック | 新潟県 | 不明 | 10/March/2011
METらしい豪華な配役のこのディスクは第四幕がすばらしい。ガランチャ、熟成したアラーニャノの歌に感情が乗って迫力満点、説得力のある終幕になっている。久々にぞくぞくする快感を得ることが出来るオペラの舞台となったが、この終幕にしては他の幕はいささか物足りない。全体にオケ、歌ともに安全運転気味になってしまった。そのため緊張感、スリルがやや削がれ、ハバネラ、セギディーリャは不完全燃焼に終わってしまった。また代役となったエスカミーリョには同情出来るが、「男が惚れる男らしさ」が感じられず魅力に欠ける。歌に問題があるのでは無く、役作りと言うことかもしれない。 しかし全曲を通して大きな問題があるわけでもなく、終幕の素晴らしさで強い印象、満足を得ることが出来る。 映像についてですが、動きのあるカメラが上下左右頻繁に切り替わるので老眼の目に少なからぬ疲労を感じさせます。それに加えてこの価格にしては解説が和訳のみで、廉価版じゃ無いのに、出演者のプロフィールは一切なし、是は改めてもらいたい。プロフィールは絶対条件でしょう。0 people agree with this review
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