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Berlioz (1803-1869)

CD Berlioz Symphonie fantastique, Beethoven Leonore Overture No, 2, : Salonen / Philharmonia Orchestra

Berlioz Symphonie fantastique, Beethoven Leonore Overture No, 2, : Salonen / Philharmonia Orchestra

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  04/August/2010

    今さらこの天下の名曲にケチをつけても仕方がないが、『幻想』はもちろん恐ろしく清新な革命的作品であるのは確かだが、ベルリオーズとしてはやはり若書きの曲。演奏時間の最も長い第3楽章などはテキトーに演奏されるとどうしてもダレてしまう。しかし、このサロネンの演奏ほど「テキトー」の対極に位置するものはない。ブーレーズの旧録音以来、アバド、ティルソン=トーマスなど、この曲の精密な録音は数々あったが、ライヴでのこの水準にはぶったまげるしかない。しかも、一昔前のサロネンなら「考えうる限り、最も緻密に演奏しました」というだけだが(それはそれ自体、凄いことなのだが)、今の彼はそれだけでは終わらない。終楽章最後の追い込みなどは、この曲ではもはや定番かもしれないが、第4楽章終盤での減速+急加速には思わずのけぞる。つまり、精密でありながら、必要とあればハッタリもかますという、十分にロマンティックかつ情熱的な演奏なのだ。

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  • ★★★★☆ 

    ヤクルトファン  |  埼玉県  |  不明  |  05/June/2010

    フィルハーモニア管との来日公演と当然だがほとんど一緒。このCDの方が少しテンションが高いか?フィルハーモニアの管は相変わらず状態がいい。チョン・ミュンフンとの来日公演の幻想もよかった。常に水準以上の演奏をする。サロネンもどっしりとした力強い演奏。ベートーヴェン、ブラームスにも挑戦して欲しい。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  27/March/2010

    長年の信頼関係のある絶好調のこのコンビ、来日公演の曲目が、タイミングよく、ライブで登場。それに、現近代物専門と言うか、リリースのなかったサロネンにベートーヴェンが初登場。どちらかと言えば、あっさり、切れ味よく決める人ですが、恋愛のドロドロ、オクスリ、妄想、孤独と狂気にあふれるこの曲を、どう料理しているか、今から楽しみです。

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