Sym93~104 Minkowski and the Louvre Musicians
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熊本のモーツァルト屋 | 熊本県 | 不明 | 26/March/2010
先日、NHKの番組「芸術劇場」で、このコンビのハイドンを観ました。交響曲第101、103,104番いずれも新鮮で生き生きしたハイドンでした。古楽器の団体ですが、アカデミックというより即興性のある天衣無縫しもいえるハイドンでした。一番吃驚したのは、第103番の冒頭のティンパニの扱いでした。この曲の渾名の由来となった、フェルマータ付きの1小節のドラムロール、20世紀の中頃までは、最弱音で始まりクレッセンドしてDim.するのが通常でした。それが20世紀末になるといきなりフォルテで初めてDim.する形が見られるようになりました。 これが今世紀になって全集を出した、デニス・ラッセル・デイヴィス/シュツットガルトCOでは、ドコドコドドンとかなり自由に叩かせています。それがミンコフスキーでは、10数秒に亘ってジャズのドラム奏者のように叩きました。前代未聞のドラムロールでした。第101番でも、ゲネラルパウゼの間が異常に長かったり、聴いていてあっと驚く瞬間がありました。聴いて面白く、新しい発見が沢山ありそうで期待出来そうです。是非注文したいです。12 people agree with this review
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