Traincha (Trijntje Oosterhuis)
Never Can Say Goodbye
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シモーニャ | 東京都 | 不明 | 31/January/2010
バート・バカッラックのカヴァーに続くトレンチャの新作は、 2009年9月に突然亡くなったマイケル・ジャクソンのカヴァー。 Trainchaがお気に入りのマイケルジャクソンの曲を、 プライベートレコーディングしただけのアルバム。 バカラック同様、タイムリーなアーティストの楽曲を採り上げている。 しかし、単なるカヴァーアルバムではない。 Trainchaは、ティーンの頃にマイケルとの結婚を夢み、 12年前に憧れのマイケルとステージを共にし、 マイケルの2009年ロンドン公演のチケットも手に入れていたのだ。 そんな、想いや経験を持つTrainchaが歌うのだから、 多くのカヴァー・アルバム以上の輝きを放っている。 ほぼ全曲を通して、guitarのLeonardo Amuedoとのディオ。 ギターとヴォーカルの非常にシンプルな録音。 一部、SaxophoneでCan Dulferが参加。 最小限の演奏により、マイケルへ想いや感謝の気持ちが、 より強調され伝わる。 いつもながら、選曲には本当に感心させられる。 この選曲はマイケルが本当に好きでないと出来ないし、 同じシンガーであるからこそ、曲が持つ繊細な部分が理解できている。 彼女のヴォーカルの特徴は、心の底まで響くセンチメンタル感だと思う。 このアルバムの前半は、さらりと洗練された感じで歌っている。 トレンチャは、洗練された歌い方になってきたのかなと思ったが、 M6は、感情が込み揚がるのか、いつものTrainchaでした。 後半は、しっとりとした曲を情熱と愛情溢れる歌と演奏で聞かせている。 このアルバムを聞いて感じたことは、 『マイケルの曲というのは、世代を越えて歌い継がれていく。 これから生まれてくる人たちも、また彼の歌を聴いて歌っていくんだろう・・・。』 そんなことを、彼女の歌で実感させられた。8 people agree with this review
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