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Beethoven (1770-1827)

CD Symphonies Nos, 4, 7, : R.Kempe / Napoli RAI Symphony Orchestra, Turin Symphony Orchestra (1959)

Symphonies Nos, 4, 7, : R.Kempe / Napoli RAI Symphony Orchestra, Turin Symphony Orchestra (1959)

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    ORZ  |  不明  |  不明  |  20/January/2011

    ケンペはEMIから出ているスメタナの「売られた花嫁」のきびきびしてだれるところのない、名演を聴いてから、器楽作品を聴いてみたいと思って買ってみた。  各声部がくっきりと描かれ、管楽器や打楽器をうまく引き立てておや、と思わせる。またそのためにテンポや抑揚が結構細かく、メリハリが利かしてある演奏。どの楽器にもいつでも光をあて「役」をきちんと演じさせている神経の行き届いたところが持ち味か。明るい風通しの良さを感じさせるのもそのためなのだろうか。  その良さがベートーベンの7番によく出ていると思う。第二楽章も切々と歌いながらも暗くならない。結構他の演奏ではだれることの多い第三楽章も飽きずに聴ける。そして第四楽章のはじけるような哄笑もみな各声部に光が当たっているためか陽性なものになっている。  ちなみに4番の方はオケ(ナポリRAI)の性能のせいか、何だか今ひとつな気がする。トリノのRAIのほうが役者が上なのだろうか。 あとこの盤はライブ盤でそののりもあるのかな。 録音はドライで見通しよくおまけに盛大な拍手が入っている。  残念なことにこの第七の長所はより約10年後のミュンヘンPOのスタジオ録音盤にはあまりない。録音のせいだろうか弦が厚ぼったく、この盤で感じたおもしろさや明るさが残響に埋もれているような気がする。マエストロ然とした仕上がりを目指したのだろうか。 第三楽章と第四楽章には若き日の勢いが首をもたげているのに残念。 (ちなみにこっちも7番の出来>4番。すると得意不得意なのかな)

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