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Haydn (1732-1809)

CD Piano Sonatas Vol.1 : Bavouzet

Piano Sonatas Vol.1 : Bavouzet

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    しろくま  |  群馬県  |  不明  |  13/May/2022

    ハイドンのピアノソナタは、グールドの二枚組が出た時に入手し、その後ブレンデルの盤を数枚、宮沢明子のベスト盤を入手した。 グールド、ブレンデルは重厚、宮沢盤は軽やかだが、それほど聴きこむことはなかった。 CDでは、フォルテピアノで演奏されるブリリアントのボックスも入手して時々聴いていた。 昨年村上春樹の本で宮沢盤が取り上げられていて、数十年ぶりに引っ張り出して聴いて驚いた。 以前の機器では気付かなかったが、演奏の素晴らしさ、録音の素晴らしさに、なんで放っておいたのかと後悔。ハイドン再発見となった。再生能力の差はおそろしい。 以前軽やかと感じたのは、宮沢盤の演奏のうわべだけの感想。鍵盤をここまでコントロールできるのかと、宮沢明子の天才に遅ればせに気付いた。 それを支える録音の素晴らしさ。60年代の終わりに、こんな録音ができた!とコロンビアの技術に感銘を受けた。残響が少なく、音の表情をしっかり捉えている。 中古で全集の中の三枚を入手し、毎日聴くようになったが、他の曲を聴きたい気持ちは膨らむばかり。でも宮沢盤は入手困難なので、現在のピアニストで近いモノをと探して、巡り会ったのがこの盤。残響は多めだが音はクリアに捉えられている。演奏も通ずるものがある。宮沢盤の代わりでは申し訳ないが、楽譜の版が異なるので代わりではなくバウゼの演奏。 グールドもブレンデルも、ベートーヴェンのソナタ?と思うような演奏だが、宮沢盤を聴いて、ハイドンのピアノソナタは音の運動を楽しむモノ、悪い意味でなく音楽に思想が持ち込まれる前の音楽?と感じた。バウゼ盤も音楽が楽しく聴ける。音の運動が楽しめる素敵な演奏。

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