Piano Concerto, 2, : Pogorelich(P)Abbado / Cso +polonaise, 5,
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 26/April/2010
ピアノ協奏曲第2番もポロネーズ第5番も、いずれもそれぞれの楽曲の最高の名演の一つと高く評価したい。ピアノ協奏曲第2番は、ショパンの若書きの協奏曲故に、演奏がイマイチだと、旋律の美しさという、曲想のうわべだけを取り繕った浅薄な演奏になりがちであるが、ポゴレリチの場合はそのような心配は御無用。それどころか、あまりの個性的なピアノに完全にノックアウトされてしまった。意表をつくような緩急自在のテンポ設定を駆使。ダイナミックレンジの幅広さも尋常ではなく、抒情的な箇所の歌い方も濃厚さの極みである。これだけの個性的な解釈を示しつつも、全体的な造型にいささかの揺らぎも見られず、ここに、ポゴレリチの天賦の才能が示されていると言える。正に、天才だけが可能な至芸と言える。このような個性的な天才ピアニストをサポートする指揮者には、相当な寛容さが求められると思うが、アバド&シカゴ交響楽団は、ポゴレリチの個性的なピアノを柔軟性を持ってしっかりと支えている点を高く評価したい。併録のポロネーズ第5番も、ポゴレリチならではの個性的な超名演。力強い打鍵と、時折見られる情感豊かさのバランスが見事であり、あたかもオーケストラを指揮しているとの錯覚を起こすような重量感溢れるド迫力に、完全に圧倒されてしまった。9 people agree with this review
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samuel | California | 不明 | 03/August/2007
Pogorelich at his best. a mesmerizing performance.0 people agree with this review
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