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Puccini (1858-1924)

CD Madama Butterfly : Karajan / Teatro alla Scala, Callas, Gedda, etc (1955 Monaural)(2CD)(+CD-ROM)

Madama Butterfly : Karajan / Teatro alla Scala, Callas, Gedda, etc (1955 Monaural)(2CD)(+CD-ROM)

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  02/April/2014

    これはある意味異端の「蝶々夫人」である。異形なあるいは前衛的な再現といっても良い。ただ甘美なだけのプッチーニではない。彼がR.シュトラウスの同時代人であり、ほぼ「サロメ」と同時期の作品であることを思わせる演奏である。もちろんカラヤンが名うてのシュトラウス指揮者である事からも来ているのだろうが、彼にしても、後年のフレーニとの演奏(映像)ではこんなではない(もっと普通の名演という事。ただし一般的には不評なポネルの演出は違うが)。やはりフィーチャーされたヒロインがカラスであったからに違いない。カラスがどう見ても(聞いても)チョウチョウさんのキャラではないことは当然だが、ミミ同様全く巧く化けおおせてる。けれども、化けている事には変わりなく、「普通の」チョウチョウさんが聞きたい人には抵抗があるかもしれない。しかし、ただの異国趣味ではなく世紀末のそれと、モザイクのような和声に彩られたこの作品を聞いていると、この人工臭こそがこの盤の素晴らしさであったと思わざるを得ない。シュトラウスの旋律は、実は無機的で、元帥夫人のメロディもエレクトラのそれも、つまり喜劇の旋律も悲劇の旋律もそれだけ取り出してしまうと似たようなものなのだが、プッチーニもまた同じである(さすがにチョウチョウさんもトゥーランドットも同じだとまでは言わないが)。カラスのチョウチョウさんは(たとえばクリムト風の)仮面をかぶったチョウチョウさんなのだ。そこを捉えた、指揮者と歌手の天才的なセンスの記念碑というべき特殊な演奏。惜しむらくは、一年後だったらステレオになり得た(同じカラヤンの「ファルスタッフ」)のに。あ、でもそれだから、間違って、つまり入門的にこの盤を買おうという人が出にくいというメリットもあるかも。

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    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  04/February/2013

    プッチーニの人気オペラ5作品では近年最後まで聴くのはトゥーランドットだけです。後は第1幕だけ。というのは、残りは全て後で恋人たちは死別します。この歳になるとこんな異常な形ではないだろうが、視野に入ってきていること、お芝居とはいえわざわざ観たくない。二人はLove、Love、楽しく暮らしましたとさ、めでたし、めでたしでいいじゃあーりませんか。では、(トゥーランドットは第1幕相手を恋人として認識していませんから除くとしてその他で)第1幕一番愛の燃焼度が高いのはどれでしょうか。ラ・ボエームもなかなかだが、やはり本作品でしょう。ピンカートンのViene la seraからオペラ史上おそらく最長の愛のデュエットが始まります。最も美しいかといわれると躊躇われるが、最もあまーいことはまちがいないでしょう。愛のには注釈がいるかもしれません。台本をあたると男性は現地妻をもらうつもり、女性は正夫人になったつもりだからです。でも女性は男性を心から愛しているのだから男性が聴く分にはOKです。さて、どの音源を選ぶかですが、迷わず本録音をお薦めします。私は何が何でもカラスという基地外ではありませんが、本曲特に第1幕においてカラスに優るSがいようとは思えません。15才の幼妻になりきっているのです。uno due treやMadama F.B.Pinkertonの甘えん坊みたいな声をお聴きください。これらはジャケット写真の姿の女性が発したのです。美しいのは結構だし、白人の関取を見たときと同様の違和感は誰が演じても同じでそれが問題ではありません。どう見ても成人女性な点です。もし実演を観たらカマトトという言葉が頭をよぎったでしょう。彼女の公演について映像が残ってなくてもいいやと思える稀有の例です。幸いCDでは音だけで美少女が立ち現れるという寸法です。一幕通じ、彼女は凄みは毛ほどもみせまいと決心しているかのようです。第1幕だけというが、Sの最も有名なアリアはこの後にでてくるのじゃないのかねとご指摘あるかもしれません。定かに記憶してないが、第1幕の出来からみて他の幕も少なくとも他のSに劣後することはないと思います(と言って、この爺いは依怙地にも金輪際先を聴こうとはしないのであった)。個人的にはどうしても聴きたくなるような歌ではないです。次はTです。3大テノールという盤がありますが、原題は単に3人のテノールです。本盤と同時代のいろいろなオペラ音源を聴くとあまり名を知らないTが務めていることがままあります。が、だれも「3大テノール」ほどに歌っていると感じます。ゲッダは名を聞いたことがないという範疇の方ではなく不満ありません。この二重唱についてもう一人絶対ふれないわけにはいかないのが指揮者です。例えばTのStolta paura以下につけた部分、舌を捲くうまさです。フルトヴェングラーやベームにイタリアオペラ(モーツァルトのイタリア語オペラはイタリアオペラという方もあるが大方のイタリア人はそう考えていないと思うので除外)の有名録音があるとは聞きません。対してカラヤンはプッチーニに限ってもラ・ボエームや本曲があり、本曲は2度までも録音しています。たいへんな労力がいるであろうオペラの録音を2回、金儲けのためだけでは到底無理で、好きだったのだと思います。そこで、この指揮者の録音を一々聴いたことはないのだが、ベートーヴェンよりR.シュトラウスやチャイコフスキーのほうが素晴らしいのではないかと想像します。これら三者一体と化して、幕切れ、素晴らしいクライマックスを築きあげますが、指揮者も心の中で思いっきり叫んでいたのではないでしょうか。ところで、第1幕と申し上げましたが、もっと細分すると聴きたいのはSが仲間たちと登場するシーンからです。この場の音楽の幻想的なこと作曲者の他のオペラのヒロイン登場シーンでは聴かれないものです。そこでイタリア語がわからないのを幸い、私はSを乙姫様、Tを浦島太郎、龍宮城での愛の二重唱に見立てて聴いています(あんさん、昔洋画を消音にしてええ加減なセリフをつけて遊んでたんとちゃうとツッコミがはいりそうだが)。臨終のとき聴きたい1枚(歌)はこれで決定といえようーーーです(まあ美少女からの愛の告白を妄想しながら死ぬとは地獄行きは決まったようなものですが)。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  04/April/2011

    「蝶々夫人」は日清戦争が始まる頃(1904年?)の時代設定で長崎を舞台とした没落士族の娘 蝶々さんとアメリカ海軍士官 ピンカートンとの悲恋物語で現地妻となった蝶々さんの純愛がピンカートンに踏みにじられ、ピンカートンの新妻に子供だけ引き取られたものの、当然蝶々さんは捨てられ父親の形見刀で自決してしまうという悲しい物語でマァ話しは単純ではあります。長崎のグラバー邸にはかつての蝶々夫人の名歌手 三浦環が子供を脇にした立像がありますね。その三浦環と同様少し先輩である芸能人 川上貞奴と1902年パリ万博で会ってのイメージから作曲したとも言われるプッチーニの当時の理解レベルでの日本女性を題材にしたオペラは一世紀の年月を経て彼の代表的作品の一つに成長して行ったわけです。三浦環は海外で「蝶々夫人」の公演を何度も行い彼女自身が有名アリア「ある晴れた日に」を1910年代後半に吹き込んだという盤(タイム4’28)もあるそうです。殊に日本では曲中に様々な日本旋律(越後獅子、君が代、さくらさくら、お江戸日本橋、ギッチョンチョン節、宮さん宮さん、かっぽれ節、推量節など)やアメリカ国歌が導入されてより親しく身近に聴かれていったものと思います(これら日本旋律はプッチーニが当時駐イタリア大使夫人から収集したものらしいです)。第1幕途中などの改宗場面では神仏混同も止むを得ないのでしょう。さて、従って本盤は本作品作曲からトスカニーニによる初演を経た概ね半世紀後1955年の演奏録音でありモノラルながら更に半世紀以上その地位を維持し現在でも代表盤として愛聴されているのはやはりM.カラス(S,当時32歳)の名唱がイタリア物を独墺系のカラヤン(同47歳)が乗り込んで?イタリア地元のOCTSMを振っての雄弁なサポートで聴けるからではないでしょうか。演奏タイムは第1幕51’21,第2幕第1場52’26,同第2場34’18で中でもあの有名アリア「ある晴れた日に」は4’38で結びに向かうにつれての迫力は凄いです・・・このアリアについてはこの録音の前年セラフィン/PHOとの共演分(4’34)も有名オペラアリア集盤などに入っております。私たち日本人の感覚ではカラスにとて日本の純情な十代女性を(勿論誰が歌っても)百パーセント満足の演技を期待するわけには行きませんが可憐な心情・心模様を抜群の安定した音程声色で前半十代女性をやや化け物的ではあってもコントロールしそして後半母親的強さを迫真にこなした処が聴きものであります(そのカラスも確か1975年頃の日本でのコンサートが最後だったと記憶しております)。ピンカートンを演ずるN.ゲッダ(T,当時30歳)も少しノーテンキな性格を上手く健闘しているかと思いました。他の独唱陣もそれぞれ頑張っております。第1幕終盤のカラヤン側は先にも触れた様にカラスの威力に相伴するかの如くドラマチックに時としてその高まりを緊張感で増長させ素直さ・爽やかさがねちっこさに挟まってまだカラヤンにはあった事の証しでもあります。各場での前奏と最終場後奏(日本旋律を葬送的に強調しています)でのオーケストラコントロールは勿論、第1幕SとTとの甘い会話やりとりからの感情の高ぶり場面や第2幕第2場でのピンカートン、シャープレス(M.ボリエルロ、B)、スズキ(L.ダニエリ、MS)等夫々の立場で悩む場面などオーケストラの上手いフォローが印象的であります。カラヤンは後年1974年VPOと組んでフレーニ、パヴァロッテイ他によるCD、同年同オーケストラでフレーニ、ドミンゴ他によるDVD盤を収録しておりますが息の長さでは本盤演奏・・・これにも他に様々な異盤があります・・・には届けないのでは。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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