Welte-mignon Piano Rolls: Mahler Reinecke, Grieg
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たまごかけご飯 | 東京都 | 不明 | 10/October/2010
再生装置の調整レベルは最高水準にあると言って良い。しかしながらここに収められた演奏者と曲目がかなり特殊なものであるため、誰でも楽しめるかといえばそうではないだろう。まず本CD購入に際して目的とするのはマーラーの演奏であろうが、これまでにもあちこちで言われているように、マーラーの演奏は頻繁にテンポの揺れる、今の水準からすればエキセントリックなものであるため、いかに再生性能が高いと言っても受け止める側からすれば相当な違和感は否めない。歌曲2曲は比較的簡易な構成であるため、ピアノによる再現でもそれほどの違和感はないが、もとから小品であるため、マーラーならではという充実感があるとも言いかねる。 最もレベルの高いのは交響曲第5番の第1楽章であろう。再生レベルの高さは逆にマーラーの演奏スタイルが、ともすれば旋律の心地よさに流されがちであることを明らかにする。ライネッケはシューマンと同時代を生きた演奏家として名高いが、クレンペラーの例を見ても、時代とともに演奏スタイルが変遷することは少なくないため、これが19世紀半ば頃の標準的な演奏スタイルであったとは言い切れないだろう。「戴冠式」協奏曲の第2楽章など聴くにつけても明らかな後期ロマン派のスタイルである。但し、ライネッケはピアノロールが収録された時には既に高齢であり、またロールの制約上大曲は収録できないという点からも、小品集的な性格が強く、ライネッケのピアノとはこのようなものであったというイメージを作るには困難である。 グリーグは小品3曲のみであるが、わずかに残された記録としては貴重なものである。1 people agree with this review
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