Kazuhiko Kato

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    ムッシュK  |  静岡県  |  不明  |  27/December/2009

    誰にでも愛される美しいメロディーを生み出す才能を持ちながら、 その先進性からか、わかる人にしか愛されなかった加藤さん。 そんな自分を淡々と語りながら、突然消えてしまうこの本のエンディング は凄い。 なにはともあれ、このタイミングで発売された事に感謝します。

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    WEATHER BOX  |  東京都  |  不明  |  23/December/2009

    90年代の初め頃、六本木交差点でトノバンを見かけた事がある。穏やかな笑顔で一人信号待ちをしていた彼はイメージ通りの人に見えた。本書インタビューの立案は07年秋、トノバン側から声をかけられたとある。するともうその頃から…そしてこの聞き書きは突然の嵐が吹き82年の時点までで終わってしまった。フォークル、ソロと様々な顔を見せる彼だが、私にとっては加藤和彦=ミカバンドというしかない。第4章は自由気儘なバンドの有様が堪能できる。ROXY MUSICのファンも絶対必読。第5章のホイチョイ的なワイン・食事論には賛否両論かもしれないが、それもこの人の一面には違いないのだろう。ともかく人の死の理由なんて、モンロー・芥川龍之介がそうだったように誰にもわからない。彼は決して求道的なミュージシャンではなく、あとがきで松山猛が言っているように「遊びの達人」だったのだ。だからこそこんな幕切れはしてほしくなかったし、完全な「加藤和彦」史を読みたかったと言ったら残酷だろうか。

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