Symphony No, 9, : Bernstein / Berlin Philharmonic
Customer Reviews
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ShinT | 神奈川県 | 不明 | 21/November/2024
FMで聴いてひっくり返りそうになり、ドイツ盤のCD を買い、さらにEU盤のCDも買い、ハイレゾ音源も持っていますが、1979年のFM放送に匹敵するものに出会えず、ようやくシングルレイヤー盤で打ち止めとなりました。 ニューヨークフィルと最初に録れたアナログ盤とシングルレイヤー盤、カラヤンがセッション録音したアナログ盤、ライブ録音のCD等々を聴いて「あの時」の真実を未だ追っております。 オケが言うことを聞かなかった云々や、それ故の演奏の傷に言及される方多いですが、あの晩のステージにいたエキストラの打楽器奏者の証言を読むと少し考えが変わると思います。 曰く、トロンボーンセクションのすぐ後ろの席にいた聴衆のひとりが突然の発作で倒れ、慌てて介護にあたったためにそっくりトロンボーンが落ちてしまったとか、曰く、団員は皆バーンスタインが気に入っていて、楽屋にはサインを求める団員の列が出来た、等々。 1st Vn が棒について来てないとか、コンマスが違うテンポで弾いてるじゃないかとか、音だけ聴くとそれはそうなんですが、実際のところ御大がどんな棒振っていてオケ側はどう反応していたのか、その場に居合わせないと、あるいは居合わせても弾く側にいないとわからない事だらけでしょう。 故に、この録音はとことんオリジナルマスターに近いものを虚心に受け止めて、どの録音が良いとかの床屋政談的評価を軽々にするのはやめて、一期一会のその晩の演奏に想いを馳せるしかないと思うのですが、いかが?2 people agree with this review
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LFA | 千葉県 | 不明 | 08/March/2021
CD,HQCD、SACDのすべてを所有しているが、やはりシングルレイヤーのSACD盤が音質、情報量も多く、最も優れた録音であるといえる。ただ不思議なのは、聞きこむにつれて、CDからSACDになるにつれて演奏から受ける感動が減ってきた。一期一会の演奏だからだろうか。私としては1985年のコンセルトヘボウでのライヴ録音のほうが完成度と感動が上にある。是非この録音もSACD化して欲しいものである。3 people agree with this review
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 19/December/2012
頼むから、HMVさん、このCDを、689円で、売るのは、止めてくれ。いくらなんでも、こう言う時代でも、横ばっかり見てないで、ちゃんと儲けようよ。いくら音楽の中身と、値が別物だとしても。1 people agree with this review
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klemperer fan | 北海道 | 不明 | 30/August/2012
ヒストリカル的な価値はあるCDなのかな? 確かに一期一会の演奏で、マーラーの9番と云うのはいかにもレーニーらしいですよね。 好き嫌いはあるでしょうが、私はある種の名演であることは間違いないと思います。 ただ、ベルリンフィルとレーニーに温度差が感じられることも確かですね。 いつかは聴いてみて下さい。1 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 10/June/2011
本盤は、バーンスタインがベルリン・フィルを指揮した唯一の演奏会の記録である。カラヤンがバーンスタインをベルリン・フィルの指揮台に立たせなかったとの説が横行しているが、私は、側近が親分であるカラヤンの気持ちを勝手に斟酌して、そのように仕向けたのではないかと考えている。比較のレベルが低すぎてカラヤンには大変申し訳ないが、我が国の某党の某幹事長のケースに酷似しているとも言える。しかも、カラヤンはこの時期、自分のレコーディング人生の最後を飾る作品として、ベルリン・フィルとともにマーラーの第9の究極の演奏を目指して、真剣に取り組んでいた。しかしながら、バーンスタインの同曲への解釈とカラヤンのそれとは北極と南極ほどに大きく異なる。そんな完全アウェイの中に、バーンスタインは果敢に飛び込んでいった。その結果、両者の試行錯誤がはっきりと聴き取れる演奏になった。バーンスタインは、あたかも不感症の女性のように、思い通りの音を出そうとしないベルリン・フィルをうなり声まで発して相当にいらいらしている様子が伺え、ベルリン・フィルもアンサンブルの乱れなどに、バーンスタインの大仰な指揮への戸惑いが見てとれる。このような指揮者とオーケストラの真剣勝負の格闘が、本盤に聴くような大熱演を生み出したと言えるだろう。正に、一期一会の奇跡の熱演である。しかしながら、本盤は、果たして繰り返して聴くに足りる演奏と言えるのかどうか。というのも、私は、ベルリン・フィルはともかく、バーンスタインが本演奏に決して満足していなかったのではないかと思うからである。本盤が発売されたのが、カラヤン没後バーンスタイン存命中ではなく、バーンスタインの没後2年も経ってからであるというのも、それを表しているのではないだろうか。バーンスタインのマーラーの第9の決定盤はあくまでもCOAとの1985年盤。本盤は大熱演であることは認めるが、バーンスタインのベストフォームとは到底言えず、あくまでも一期一会の記録として記憶にとどめておきたい。3 people agree with this review
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音楽遊人 | 千葉県 | 不明 | 08/July/2010
この旧盤も安くなったね。 OIBPリマスター盤は、ヒスノイズと共に楽器の温もりが痩せてしまい、会場の緊迫した空気感までもがカットされてしまった。私は旧盤をお薦めする。0 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 28/February/2010
本盤は、バーンスタインがベルリン・フィルを指揮した唯一の演奏会の記録である。カラヤンがバーンスタインをベルリン・フィルの指揮台に立たせなかったとの説が横行しているが、私は、側近が親分であるカラヤンの気持ちを勝手に斟酌して、そのように仕向けたのではないかと考えている。比較のレベルが低すぎてカラヤンには大変申し訳ないが、我が国の某党の某幹事長のケースに酷似しているとも言える。しかも、カラヤンはこの時期、自分のレコーディング人生の最後を飾る作品として、ベルリン・フィルとともにマーラーの第9の究極の演奏を目指して、真剣に取り組んでいた。しかしながら、バーンスタインの同曲への解釈とカラヤンのそれとは北極と南極ほどに大きく異なる。そんな完全アウェイの中に、バーンスタインは果敢に飛び込んでいった。その結果、両者の試行錯誤がはっきりと聴き取れる演奏になった。バーンスタインは、あたかも不感症の女性のように、思い通りの音を出そうとしないベルリン・フィルをうなり声まで発して相当にいらいらしている様子が伺え、ベルリン・フィルもアンサンブルの乱れなどに、バーンスタインの大仰な指揮への戸惑いが見てとれる。このような指揮者とオーケストラの真剣勝負の格闘が、本盤に聴くような大熱演を生み出したと言えるだろう。正に、一期一会の奇跡の熱演である。しかしながら、本盤は、果たして繰り返して聴くに足りる演奏と言えるのかどうか。というのも、私は、ベルリン・フィルはともかく、バーンスタインが本演奏に決して満足していなかったのではないかと思うからである。本盤が発売されたのが、カラヤン没後バーンスタイン存命中ではなく、バーンスタインの没後2年も経ってからであるというのも、それを表しているのではないだろうか。バーンスタインのマーラーの第9の決定盤はあくまでもCOAとの84年盤。本盤は大熱演であることは認めるが、バーンスタインのベストフォームとは到底言えず、あくまでも一期一会の記録として記憶にとどめておきたい。17 people agree with this review
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好事家 | 千葉県 | 不明 | 30/December/2009
2枚組のCDを既に持っていましたが、リマスタリングに惹かれて購入しました。実は2枚組の方は1度しか聴いておらず、今回久しぶりに聴いてなぜかが分かったような気がしました。この演奏、現場に居合わせたら金縛りにあったような感動を受けたと思いますが、リスニングルームで楽しむには凄すぎるというのが率直な感想です。音質は広大なダイナミックレンジと弱音の美しさが両立した、この時期のライヴとしては秀逸なものと思います。3 people agree with this review
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hal | 埼玉県 | 不明 | 26/September/2009
バーンスタインでマーラーを知った自分としては、その背景も含め感動しないといけない観念をもってしか聞けない。ベルリンフィルにしてはかなり危うい演奏ではあるが、それも含め感動的である。ただし・・・疲れる。 やはりコンセルトヘボウ盤が安心してひたれます。1 people agree with this review
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KS | 兵庫 | 不明 | 19/August/2008
確かに戦慄の名演だろう。永遠のライバル・カラヤン率いるBPOにあえて乗り込んだ緊張感が生んだ無二のものだからだ。一部、BPOらしからぬ技術的に危うい部分もあるが、その点は、かえって生々しいライブの魅力である。ただ、マーラー第9を数枚聞き比べた後に、至宝としての1枚という位置づけで聴くのがよいだろう。2 people agree with this review
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eroiika | tokyo | 不明 | 21/June/2007
一言で言えば戦慄の名演。敵地に乗り込んだ緊張感が生んだものだ。昔、FM放送を録音したテープを何度も聴いてNYPのLPより素晴らしいと思い続けた。だがその後RCOA盤やWPのLDや、他の非正規盤が出た今はそちらに否応なく手が伸びる。DGのCD化時にミスの修正が施された様だが、なおもBPらしからぬ技術的に危うい部分も目立つ。その点は、かえって生々しい魅力だが、決してファーストチョイスで聴いてはいけない。数枚聞き比べた後にとっておきの1枚という位置づけで聴くのがお勧め。3 people agree with this review
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たけかわ | 豊中 | 不明 | 17/March/2007
コンセルトゲボーの盤より面白く聞けました。4楽章は非常に熱が入っていて、ほかでは聞くことができない。イスラエルとの演奏を聴いたことがないので是非機会があればと思いますが、バーンスタインのめざすものはこのCDででつくしてると思いますね。これ以上を期待できるほどではないです。1 people agree with this review
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奇矯収集家 | 東京湾 | 不明 | 13/October/2006
クラシック音楽とは、違うもの同士を共存させて、その在り様を描く基本がある。マーラーは不信と無政府主義的感覚に満ちている。ところがレニーのマーラーは「信頼と希望」が最後に生き残る。実は全く非マーラー的なのだ。ここでのBPOは合奏が乱れている。しかし乱れたからこそ「希望と信頼」が揺らぎ、それが強度のマラ的表現になり「作品の核と全く異質な解釈が共存している」のだ。不条理で邪悪で攻撃的な世界の中で、揺れ動きながら生き残る「希望と信頼」に人は心奪われる。これを真実とするか、偽善と断罪するかで評価は分かれてしまうが。1 people agree with this review
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いやみなぶらいあん | 世田谷区 | 不明 | 19/June/2005
今更何をだが、ボケ防止の意味も含めて久々のレビュー献上だ。賞賛され尽くした感のある演奏だが私はACOとの方が美しいと感じる。BPOはヴァントの時もそうなのだが、集中し過ぎて今一歩内面に踏み込んでくる繊細な表情が出ずらいきらいがある。大変な緊張を孕んだ大演奏なのだが、形式や和声の斬新さや厭世観がバーンスタインの迫力の影で若干変容している様にも感じる。そこがこの演奏の特色でもあるのだが、まあ好みの問題なのだろうか。2 people agree with this review
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