Complete Symphonies (Nos.1-9, 10-Adagio): Svetlanov / Russian State Symphony Orchestra (14CD)
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 29/August/2010
これは、harmonia mundiからバラで出ているものを所有しているが、1,2、4、8番は持っていない。なので、この商品そのものは所有していない。持っている3、5、6、7、9番に関して言えば、9番を除けばかなり良いという感じである。録音レベルが不統一で、3番は低く、逆に7番は高く、コーダで音が割れ気味になる。9番は、録音そのものも良くないし、恐らく史上最速と思われる第三楽章は、ロンドから最後のアレグロ・アッサイまでスピードがあまり変わらず、バーンスタインやアバドの旧盤のように「追い込んでいく」という感じはゼロで、肩すかしを食らう。3番は意外と正攻法のように思うが、最後の解決和音が異常に長いのがスベトラーノフらしい。5、6は明解で、メリハリ万点の演奏。7番は、ある意味良く歌う演奏だが、最後の打楽器はさすがにやかましい。全体を貫くコンセプトのようなものが感じられない、稀に見る統一感欠如の演奏。しかし、名だたるマーラー指揮者の名演に慣れた向きには、一聴の価値ありと思う。2 people agree with this review
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 18/January/2010
ご存じの通り、マーラーは指揮者に対する指示をあれこれ総譜に記入する人だが、これほど徹底して楽譜の指示に従わない演奏も珍しい。その典型は1番の葬送行進曲で、マーラーの再三のテンポ上げの指示をことごとく無視した結果、べったり遅いテンポ(12分50秒)になっているが、独特な味わいがある。つまりロシアうんぬんというより、スヴェトラーノフ晩年の個人様式によって完全に塗り固められた演奏だ。小回りのきかない人なので、シャープな局面の変化が求められる曲(たとえば7番)はまるで駄目だが、おおらかさといざと言う時の驀進力はやはり目覚ましい。6番はこれだけ拍手入りのライヴで、全曲中最初の録音だが、金管の咆哮、打楽器の強打などテンションの高さは尋常じゃない。ついでは何もかも巨大な3番が魅力的。最近では非常に緻密に演奏されることが多い9番も一筆書きのような破格の演奏だが、面白いところが随所にある。凄まじいテンポで一気呵成に突進する第3楽章(10分25秒)はおそらく史上最速だろう。ロシア語訳で歌っているのかと聞き違えるほど、ナマリの強い歌手たちのドイツ語発音(特にアルトのアレクサンドロヴナ)もご愛嬌。4 people agree with this review
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