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Mahler (1860-1911)

Blu-ray Disc Symphony No.3 : Abbado / Lucerne Festival Orchestra, A.Larsson, A.Schoenberg Chorus, etc

Symphony No.3 : Abbado / Lucerne Festival Orchestra, A.Larsson, A.Schoenberg Chorus, etc

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  18/September/2010

    本当に名演ですね。フェスティバルオーケストラの良さがよく出ていて、名人芸の集まりが良い方良い方にでていますね。マエストロアバドの指揮は以前からそうだったけど、自然の息吹の様な流れる気のままというか、音楽の素晴らしさをあるがままに表現している感じ。トランペットのベルリンフィルのトップのタルコビィさんが3番を吹いていたり、クラリネットのトップはマイヤーさん、ハープは吉野直子さん。ちょっと疲れていたときに試聴しましたが、第6楽章には癒されましたね。

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  • ★★★★★ 

     |  広島県  |  不明  |  06/December/2009

    3番はこれまでホーレンシュタインを愛聴してきたが、彼のマーラー(特に3番)が実に伸びやかなのに対して、ここでのアバドのそれは、第1楽章の冒頭から緊張感に満ち満ちている。第3楽章では笑顔も見えたりするのだが、どのパートのどんな音もゆるがせにはしない気迫が随所に感じられるのである。これを受けるルツェルン祝祭管も名手揃いの上に、アバドの音楽に収斂してゆく。おそらくはアバドにとっては、ベルリン・フィルよりも、このオーケストラこそが本当に信頼できるのだろう。マーラーの楽譜を精読した結果がここに結晶している。しかし、一面では出来過ぎていて、マーラーを古典にしてしまってもいる。もっとも、この演奏があってこそ、こうでないマーラーを肯定できるのだ。画質、音質ともにほぼ現在のDVDの最高レベル。

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  • ★★★☆☆ 

    Pianist  |  東京都  |  不明  |  30/November/2009

    ルツェルン祝祭管はたしかに凄いが、常設オケではない弱みもあるし、いかにも力づくで弦の厚みや美しさはやはりVPOに敵うものではない。G線でワンフレーズを弾ききるなど、アバドのアイデアで鳥肌が立つような音が聴こえてくるのは面白いが、全体にリラックスしすぎて、感心はするが感動にまで至らないように思われる。バーンスタインのアクの強い名演を聴いてきたからかとも思ったが、気迫や瞬発力の鋭さはアバドの二種類の旧盤のそこここが勝っているし、ボーナストラックに入っている他のDVDの宣伝、同じルツェルンとの7番や5番の方が、指揮ぶりからして気合・意気込みが違うように見える。「復活」や六番、五番と違って、三番はアバドが割と後期になってからのレパートリーだし、ロンドン響でのチクルスでも三番はハイティンクか誰かに任せたのでは…といった事柄ばかりが思い起こされてきたのは、この技術的には見事な演奏とアバドのマーラー作品への共感度が、交響曲によって異なるのを感じたからでもある。フィナーレのティンパニはこのDVDも控え目。最初のVPO盤のコーダがあまりにも物足りなかったが、どうやらこのバランスがアバドの理想のようだ。ルツェルン祝祭管にはフォーグラー、ゼーガスといったBPO-OBのティンパニストが全く出てこないが、アバドの好みに合わないということなのかもしれない。そういえば「静寂…」のドキュメンタリーでフォーグラーと「田園」の音量でモメてたな…と、また余計なことを思い出した。イヴェント性は凄いと思うし、一期一会というのも分かる。しかしこの三番の成功率は他のDVDに比べてやや低いというのが正直な感想。表現のこなれというよりもサラサラとした(晩年のアバドに特有の)スムースすぎる流れ。汗ダラダラで黒髪を振り乱し、捨て身の集中力で振ったいた時期の映像があれば良かったのに…

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  • ★★★★★ 

    ぽっちゃま  |  大阪府  |  不明  |  26/September/2009

    ロンドンでのベルリンフィルとのライブを聴いたことがあるが(CD化されているが、あまり音がよくない)、これは、それを凌ぐこと間違いない。録音も良く、楽団員の表情に乾杯。

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  • ★★★★★ 

    candi  |  福井県  |  不明  |  01/September/2009

    この長大な曲を、何度も何度も聞く羽目になってしまったのはこのDVDの威力だろうか?すべての奏者が上手すぎる。特にトランペットのフリードリッヒは軽々と音楽性あふれる離れ業を連発し微塵も譜面の長大さや陳腐さは感じさせない。アバドと奏者の信頼関係による相乗効果か?とにかくこれはすごい演奏です。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  27/May/2009

    いやあ、もの凄い演奏ですね。VPOとの精緻・耽美を極めた静的な名盤をも霞ませる位、こんなに音一つ一つが飛び跳ねるように生き生きした音楽は、たとえLIVEといえど稀ですね。まさにどこからも押し付けがない、奏者一人一人の自発性の塊、しかも音一つフレーズ一つの細部まで何と美しく、楽しく、愛らしいこと。コーラスも本当にうまい、Mahler Nr.3はやはりここまで楽しくなければいけない、と再確認します。ルツエルンの「復活」みたいに、CDだけの盤も出ないかなあ。

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京西麻布  |  不明  |  14/August/2008

    この曲は感情移入がふんだんに盛り込まれています。しかも情報量は膨大です。自筆譜を見ると、演奏方法の指定が入ってこれまた説明的でうるさいです。これをひとつのフォルムにまとめるのは並大抵ではありません。大抵は支離滅裂になってしまいます。しかしここでのアバドはこの曲をひとつのフォルムに収めしかもそこに感情移入してしまうという離れ業をやってのけます。オケの能力が高いのもありますが、アバドが円熟したのでしょう。個人的にはハイティンクに次ぐこの曲の名演だと思います。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  07/August/2008

    かつてブーレーズの指揮は「スコアをレントゲンにかけたみたい」と評されたが、この精密さはまるでCTスキャンだ。破格の大曲ではあるが、一点一画もゆるがせにせず、特に弱音部の精妙さと対位法的な彫りの深さは驚異的。腕っこき揃いのオケの威力も大きく、一発ライヴでは気になった演奏上の傷も、もちろんきれいに修正されている。欲を言えば、隅々まで光が当たり過ぎて陰影が乏しくなったのが不満でもあり、少しテンポと統率を緩めて、様々な風景をゆっくり味わう余裕も欲しいが、この曲に関する限り、致命的な欠点ではない。

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