ボトルネック 新潮文庫
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emanon | 不明 | 不明 | 15/August/2013
こういう「別の世界へ行く」系のお話は、実際の世界における主人公の失敗、短所、精神的不安等々を、その別世界の経験を踏まえることによって乗り越える……というのがおそらく描きやすいテンプレなのだろうけれども、本書は、そういう予断を持って読むと、ひどいしっぺ返しを喰らうので、特に何も考えずに読むのが良い。 そして、おそらく本書のラストシーンをどう理解するのかは、読者の解釈に委ねられているものと思われる。0 people agree with this review
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suneo | 神奈川県 | 不明 | 04/December/2009
※多少ネタばれかもしれません※ 藤野千夜の「ルート225」も同じような雰囲気で軽く読めたのを思い出した。そうであるにもかかわらず、読後感の悪い小説として挙げられる事が多い本書だが、問題にされる最後の一文をほとんどの読者が読み違えていると思う。本書の主人公に優しい世界ではないが、この最後の一文はつまり「生きろ」という事のはずだ。もうどんな形であっても彼に戻る所はないのだから。0 people agree with this review
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